サイゾーウーマンコラム酒井法子への世間の“熱量” コラム 今井舞の「週刊ヒトコト斬り」 舞台稽古中のVTRが映し出した、酒井法子への世間の“熱量” 2012/12/07 21:00 週刊ヒトコト斬り 「独占インタビューは200万円よ!」 ――毒舌コラムニスト・今井舞が、話題のアノ人物やアノニュースをズバッとヒトコトで斬り捨てる! ◎酒井法子がどうでもいい 雨上がり決死隊・宮迫博之の病気発覚、鳥取連続不審死死刑判決など、ほかに大きなニュースがてんこ盛りで、どーでもよさに拍車がかかっていた、「酒井法子『情報ライブ ミヤネ屋』(日本テレビ系)独占告白インタビュー」。よくもまぁこんなもん、200万円で売ろうとしやがったな。都合のいい言い回ししかせず、困ると涙を流してごまかすふてぶてしさに、宮根も内心ちょっとキレ気味の様子であった。その後の中村勘三郎の訃報で、もう誰も酒井法子のことなんて思い出しゃしない。 それはともかく、インタビュー時、舞台稽古の様子がVTRでちょっと流されたのだが、酒井法子、ずっと大根を手にしてるんである。何かどうしても大根を手に演技しなければならない筋運びだったんだろうが。大根片手に長ゼリフ。そのVをわざわざ使われてしまうところに、今の酒井法子に対する熱量が見て取れる気が。頑張れ酒井法子。誰も見ないけど。しみけん(清水健太郎)の代わりに、失恋レストランを開けるその日まで。なんのこっちゃ。 ◎際立つ菜々緒の“手軽さ” レイクのCMキャラクターが、山田優から菜々緒に。「オレ今忙しいし直接会いたくないし」という男に「全然いいよ~」と笑顔で、より一層の手軽さ・都合のよさをアピール。キャラクター名はそのままズバリ「レイクちゃん」。それはいいのだが、「レイクちゃ~ん!」という呼びかけが、画面を見ずに音声だけ聞いてると、なんか「レイプちゃ~ん」に聞こえてしまうのである。「レイ○」って音声の組み合わせが、テレビから聞こえてくることってあんまりないから。これで画面に内柴正人が映ってたらスゴいな。そしたらもうレイクで借りちゃう。 ◎ミスターFNS 半期に一度、玉置浩二の安否確認『FNS歌謡祭』(フジテレビ系)。『FNS歌謡祭』で見る玉置は、ホント輝いてるよなぁ。ほかに呼ばれてないだけだけど。 今回は、V6から香西かおりまで、タイマン相手も倍増し、組み合わせの妙も楽しめた。しかし組まされた相手は、完全に玉置に飲まれちゃって、みんなやりにくそうだったな。相手が誰であろうと、すべて自分のテリトリーに引き込む。何曲歌っても、吸引力が変わらないのは玉置だけ。そのダイソン並みのテクノロジー、次の歌謡祭も魅せてくれ! 今井舞(いまい・まい) 週刊誌などを中心に活躍するライター。皮肉たっぷりの芸能人・テレビ批評が人気を集めている。著書に『女性タレント・ミシュラン』(情報センター出版局)など。 最終更新:2019/05/22 16:56 関連記事 大桃美代子と麻木久仁子騒動で分かった、中年女性の需要広告主を押しのけて......準備は完璧な『SPACE BATTLESHIP ヤマト』手前味噌の発動装置として働く『国際ドラマフェスティバル』『5時に夢中!』が見せた、日本のテレビ局のあるべき姿自主規制の波をかい潜る、"イイ話"という免罪符を手にしたテレビ業界 次の記事 山P『FNS歌謡祭』で最高視聴率! >