サイゾーウーマンコラム神林広恵「女性週刊誌ぶった斬り」松本人志「活動再開」の怖さ コラム “噂の女”神林広恵の女性週刊誌ぶった斬り!【第743回】 松本人志「活動再開」と中居正広「反撃計画」――2人の行動がリンクする怖さ 2025/04/30 21:00 神林広恵(ライター) 女性週刊誌ぶった斬り! 【サイゾーオンラインより】 下世話、醜聞、スキャンダル――。長く女性の“欲望”に応えてきた女性週刊誌を、伝説のスキャンダル雑誌「噂の真相」の元デスク神林広恵が、ぶった斬る! ダウンタウン(写真:Getty Imagesより) あの松本人志が芸能活動を再開するってよ。ネット配信サービス「ダウンタウンチャンネル(仮)」が7月1日にスタートするんだって。SNSなどでは、一部歓喜の声もあるみたいだよ。怖い……。 目次 ・今週の女性週刊誌、注目記事ベスト3 ・松本人志、“うやむや復帰”に心がざわつくワケ ・中居正広、“反撃”報道の衝撃的な内容 ・永野芽郁と田中圭の不倫報道への疑問 ・深田恭子に強い「女性セブン」の熱愛スクープ 今週の女性週刊誌、注目記事ベスト3 第743回(4/17~4/30発売号より) 1位「深層スクープ 中居正広『黙ってられるか』新弁護団で反撃準備」(「女性セブン」5月8・15日号) 2位「田中圭 盟友小栗旬も震撼『20代美女と連夜の泥酔』余罪」(「女性自身」5月13・20日合併号) 3位「深田恭子を『キョンと呼ぶ』新恋人はテレビマン 半同棲撮」(「女性セブン」5月8・15日号) ※ 「週刊女性」は合併号休み 松本人志、“うやむや復帰”に心がざわつくワケ ということで、心がザワザワする。この2人のクロスする動向は偶然なのだろうか。松本人志と中居正広。朋友とも言われた2人は、ともに“性加害”問題を報じられ表舞台から姿を消していた。だが、ここにきて大きな動きが。 まずは松本が相方・浜田雅功とネット配信サービス「ダウンタウンチャンネル(仮)」を7月1日に開始するというのだ。しかし松本はこの間、自らに向けられた性加害問題についてきちんとした説明をしていない。 SNSで性加害を報じた「週刊文春」(文藝春秋)に宣戦布告し、実際に訴訟を起こしたが、昨年11月に訴訟を取り下げた。その際、「(飲み会に)参加された女性の中で不快な思いをされたり、心を痛められた方々がいらっしゃったのであれば、率直にお詫び申し上げます」とコメントを発表したが、会見などは開いていない。 つまり疑惑はまったく払拭されず、さらに説明責任を果たしたとも到底言えないのだ。そんな中での“うやむや復帰”。 心がざわつくが、これが“性加害”に関わった関係者ならなおさらだろう。しかも一部では、松本復帰に対して手放しでの歓迎ムードさえある。“成功すれば日本のエンタメ業界を揺るがすビジネスモデルになる”なんていう報道もある。 ダウンタウンを信奉する後輩芸人たちも息を吹き返したようにはしゃぎ、松本復帰を後押しし、持ち上げまくるだろう。さらにダウンタウンの大先輩でもある島田紳助も出演するという報道も。話題性まで抜群となれば、被害関係者は、どんな思いで松本復帰を見るのだろう。 中居正広、“反撃”報道の衝撃的な内容 そんな松本復帰が話題になった直後に出たのが、「女性セブン」の中居の“反撃”報道だ。その内容は衝撃的だ。 先日発表されたフジテレビ問題に関する第三者委員会の報告書だが、そこには中居の行為を“性暴力”と明確に認定した。しかし中居本人は、これに強い抵抗を覚えているという。その理由は、女性との関係は100%同意だったと認識しているから。そして「セブン」は中居のある計画を暴露するのだ。 「一時は強力な弁護団を結成し、第三者委員会のくだした評価に異論を唱えることも検討していたという」 第三者委員会の結論に真っ向から反撃しようとした中居。しかしすぐには行動せず、現在慎重に検討を重ねている段階だという。その理由は「もし自分の主張が認められなければ恥の上塗りでしかなく、フジテレビが指摘されたのと同様に被害女性への二次被害になりかねない」からだとか。当然だろう。 そもそも今にいたって反論するなら、第三者委員会の調査時点で、なぜ被害女性との間で交わされた「守秘義務」を解除しなかったのか。しかも女性サイドは守秘義務解除に同意していた。相当な覚悟と事実関係に対する自信だ。 にもかかわらず中居は守秘義務解除を拒否しただけでなく、女性が守秘義務を解除することにも同意しなかった。なのに、今さら――。 そしてザワザワする。2人の行動の方向性、時間性が微妙にリンクしているように見えること。きちんと説明しないだけでなく、まるで開き直っているかのように感じてしまうこと。そして何より性加害自体がうやむやにされてしまうのではないかとの危惧もある。怖い。 永野芽郁と田中圭の不倫報道への疑問 それなりに驚いた。「週刊文春」がスクープした永野芽郁と田中圭の不倫報道。しかも永野には、韓国人俳優キム・ムジュンと交際しているという“二股疑惑”まで浮上したのだから。 芸能界の人気者が絡んだ不倫劇だが、「女性自身」はその後追い記事として田中の“酒癖”に注目した。以前から有名だからね。田中の酒癖の悪さ。 記事でも掘り返されているが、20年8月には泥酔してタクシーに乗ったが支払いができず警視庁に保護されたり、コロナ禍で40人の美女との飲み会に参加したり。また記事には過去にバーなどで同席した20代女性の「何度も飲み会でお会いしているのですが、毎回酩酊していましたね」との証言も。さらに所属事務所社長でもある小栗旬も田中の酒癖に危惧していたとも。 だが不思議なのが、こうした酒癖の悪いエピソードが満載な田中にもかかわらず、ここまで酒癖が悪くても田中の人柄を悪くいう人はいないことだ。“人懐っこい性格”“みんなに好かれる”“売れても謙虚”“愛されるダメ男”“下心がある感じではない”“ノリノリで場を盛り上げる” ――などなど。 だからなのか、さらに相手の永野の好感度と相まってということもあるのか、2人の不倫に対する世間の風当たりは思った以上に強くない。そしてメディアの対応もゆるい。不倫報道後の4月29日には、田中は『家事ヤロウ!!!2時間SP』(テレビ朝日系)に出演、永野も同日のラジオ『永野芽郁のオールナイトニッポンX(クロス)』(ニッポン放送)に生出演し、騒動について謝罪している。 双方事務所が不倫の事実を否定しているとはいえ、なかなかにゆるい反応だ。これが2人の好感度のなせる技なのか。これがもし“ゲス不倫”系だったら、そして好感度が高くない芸能人同士だったら、反応は変わっていたのか。 とはいえ、“世間”とは違う反応もあるらしい。記事には怖~い情報が。 「(田中の妻で元女優のさくらは)今回のスキャンダルに堪忍袋の緒が切れたそうです。永野さんには慰謝料請求も辞さない姿勢だといいます」(芸能関係者のコメント) しかも田中は永野を自宅に招いたこともあり、2人は顔見知り――。怖~い!! 深田恭子に強い「女性セブン」の熱愛スクープ 深田恭子に新恋人との熱愛報道が。2023年末、不動産会社「シーラテクノロジーズ」の会長・杉本宏之氏との破局が報じられた深田恭子だが、現在は年上のテレビマンと半同棲中らしい。 「女性セブン」の熱愛スクープだが、「セブン」は深田関連に強い。深田と杉本氏との破局報道も、さらに杉本氏とその新恋人女優・西内まりやのスピード破局も、「セブン」の報道だった。そして今回の熱愛も! 次は深田とテレビマンとの破局報道だったりして。 松本人志、“訴え取り下げ”で復帰の可能性を報じる女性週刊誌の印象操作 下世話、醜聞、スキャンダル――。長く女性の“欲望”に応えてきた女性週刊誌を、伝説のスキャンダル雑誌「噂の真相」の元デスク神林広恵が、ぶった斬る! まさかの「フラ...サイゾーウーマン2024.11.12 中居正広問題、「文春」より先に報じた「女性セブン」の重要な指摘【サイゾーオンラインより】 下世話、醜聞、スキャンダル――。長く女性の“欲望”に応えてきた女性週刊誌を、伝説のスキャンダル雑誌「噂の真相」の元デスク神林広恵が...サイゾーウーマン2025.04.08 神林広恵(ライター) 伝説のスキャンダル雑誌「噂の真相」(噂の真相)の元デスク。著書に『噂の女』(幻冬舎)、共著に"『日本を脅かす! 原発の深い闇』、『木嶋佳苗 法廷証言』(共に宝島SUGOI文庫)などがある。 記事一覧 最終更新:2025/05/01 07:28 楽天 セブンネット 松本人志/HITOSHI MATSUMOTO Presents ドキュメンタル シーズン 10(DVD) いつまで性犯罪者に甘い国なんだよ 関連記事 広末涼子騒動が宮沢りえへ飛び火! “りえママ”批判に反論、トンだトバッちり広末涼子の逮捕騒動、女性週刊誌が並べた“きつい言葉”とは?中居正広問題、「文春」より先に報じた「女性セブン」の重要な指摘中居正広問題で元男闘呼組を直撃――「週刊女性」記事への疑問広瀬すずと山﨑賢人の破局スクープ、「女性セブン」記事の興味深いポイント 次の記事 『#真相をお話しします』風磨を起用した“意図” >