【ヤオコー】グルメ

人気スーパー【ヤオコー】で買える「この世で最もおいしい」食品は? グルメライターおすすめ9品【2024年8月最新】

2024/09/01 19:30
阿左美賢治(ライター)
ヤオコー(写真:サイゾーウーマン)

 株式会社ヤオコーが関東一円に展開するスーパーマーケットチェーン「ヤオコー」。熱烈なヤオコーファンのグルメライターがPBを実食し、おすすめレビューしてみました。

※2024年6月27日公開の記事を再編集しています

目次

ヤオコーとは?
おすすめ総菜1:本当に旨いジューシー肉焼売 332円
おすすめ総菜2:手握りおはぎ 2個入り213円
おすすめ総菜3:ひとくちころころステーキ
シュークリーム・エクレア部門おすすめスイーツ3位:パイシュー ~チョコクリーム&ホイップ~
シュークリーム・エクレア部門おすすめスイーツ2位:パイシュー ~ミルククリーム&ホイップ~
シュークリーム・エクレア部門おすすめスイーツ1位:パイシュー ~つぶあん&ホイップ~
シュークリーム・エクレア部門 おすすめランキング一覧
ゼリー・プリン部門おすすめスイーツ3位:朝採りたまごの焼きプリン YAOKO那須牛乳使用
ゼリー・プリン部門おすすめスイーツ2位:ぺろっと食べちゃうゼリー ぶどう&ナタデココ
ゼリー・プリン部門おすすめスイーツ1位:ぺろっと食べちゃうゼリー ミックス
ゼリー・プリン部門 おすすめランキング一覧

【ヤオコー】とは?

 “食生活提案型スーパーマーケット”を謳い、埼玉に本社を置くヤオコーは、埼玉県に99店舗、千葉県に33店舗、群馬県に16店舗、東京都に14店舗、神奈川県に12店舗、茨城県に7店舗、栃木県に6店舗(すべて4月1日時点)を展開。

 業績(ヤオコー単体)は2024年3月期の連結決算によると、営業収益5,347億8,000万円(前期比9.6%増)、営業利益255億9,200万円(12.1%増)で、35期連続増収増益を達成。巣ごもり需要や物価上昇が追い風となり、売上高は右肩上がりとなっているといいます。


 また、プライベートブランド(以下、PB)「Yes!YAOKO」を展開していますが、さらにコンセプトの異なる「ハピネス」「プレミアム」「ベーシック」に細分化されているとか。

 加えて、業務提携しているスーパーマーケットチェーン「ライフ」と共同開発したPB「スターセレクト」も展開しており、PB一つ取っても奥が深そうです。

【ヤオコー】PBおすすめ:本当に旨いジューシー肉焼売 332円

 まず一つ目は、同チェーンのプライベートブランド「Yes!」の高品質ラインである「Yes! Premium」のチルド食品「本当に旨いジューシー肉焼売」(税込332円)です。

「本当に旨いジューシー肉焼売」の全体像 (写真:サイゾーウーマン)
中には大ぶりな焼売が6個入っています (写真:サイゾーウーマン)
レンジアップ後。つやつやの皮が食欲をそそります (写真:サイゾーウーマン)
2つに割ると、肉汁がたっぷり含まれていそうな断面がたまりません (写真:サイゾーウーマン)

 こちらは、ネット上で「ヤオコーの焼売が一番うまい」「崎陽軒を超えてる」などの声が見られるように、熱烈なファンの多い人気商品。


 名前の通りジューシー、かつしっかりと肉や玉ねぎのおいしさも感じられる餡の味と、舌触りのいい皮の食感が合わさり、かなり完成度の高い味となっています。決して激安ではありませんが、価格以上の満足感を与えてくれる逸品です。

 若干素材の味を殺してしまう部分はあるものの、揚げ焼売にするのも個人的にはアリです。

揚げ焼売にするのもアリ(写真:サイゾーウーマン)

【ヤオコー】PBおすすめ:手握りおはぎ 2個入り213円

 続けて紹介したいのが、惣菜・お弁当コーナーにある「手握りおはぎ」(2個入り税込213円)です。こちらは『ヒルナンデス!』(日本テレビ系)や『マツコの知らない世界』(TBS系)などのテレビ番組をはじめとして、たびたびメディアで紹介される「ヤオコー」の名物商品となっています。

(写真:サイゾーウーマン)

 「手握りおはぎ」の2個セット。今回はあんことずんだ2種類が入ったものをチョイスしました

ふたを取ると、容器いっぱいに入った2種のおはぎがお出迎え(写真:サイゾーウーマン)
おはぎの断面。ずんだは比較的あんが少なめですが、あんこはご飯と1;1になるレベルで大量に盛られています(写真:サイゾーウーマン)

 こちらの特徴は、やはりあんこの量とその味わいだと言えるでしょう。通常のものに比べ、甘さが控えめ、かつ塩気が強めとなっているあんこは、口にいれた瞬間にまず塩気が広がり、その後優しい甘さとあずきの風味が追いかけて来る味わい。多めに盛られていてもくどさを感じることなくペロリと食べられてしまいます。

 ずんだのおはぎも、枝豆の味がしっかり感じられる優しい甘さ、かつ豆の粒がいい感じに残っているあんが絶品で、あんこと甲乙つけがたいおいしさです。

【ヤオコー】PBおすすめ:オリジナル「ひとくちころころステーキ」100gあたり138円

 最後に紹介したいのが、3つの中でも特に筆者が激推ししたい商品であり、精肉コーナーに置かれている「ひとくちころころステーキ」(100gあたり138円)です。

「ひとくちころころステーキ」の全体像。この日は運よく2割引になっている商品を見つけました(写真:サイゾーウーマン)

 こちらはいわゆるサイコロステーキなどと同じ成型肉なのですが、原材料に牛肉と鶏肉という珍しい組み合わせが使われているのが大きな特徴。

 鶏肉が入っているからなのか、口当たりもムチムチした食感、かつジューシーな独特の味わいがあり、個人的にはこの世の成型肉の中で最もおいしいと感じる商品です。食べたことのない人はぜひお試しください!

フライパンで調理後。焦げやすいので強火での調理は厳禁!(写真:サイゾーウーマン)
かなりジューシーな断面です(写真:サイゾーウーマン)

 ちなみに、「ヤオコー」はこの「ひとくちころころステーキ」をオリジナル商品としてかなり推しているようで、公式サイト内にあるレシピ紹介ページでも、同商品を使ったものが多く公開されています。

【ヤオコースイーツ】シュークリーム・エクレア部門3位:
パイシュー ~チョコクリーム&ホイップ~(116円)

パイシュー ~チョコクリーム&ホイップ~(116円)(写真:サイゾーウーマン)
パイシュー ~チョコクリーム&ホイップ~(写真:サイゾーウーマン)
パイシュー ~チョコクリーム&ホイップ~断面(写真:サイゾーウーマン)

味 ★★★☆☆
食感 ★★★★☆
コスパ ★★★☆☆
計 ★10

 3位はこちらもベルギー産のカカオマスが使用されたチョコクリームがウリのパイシュー。チョコクリームとホイップの相性は十分良いのですが、少しチョコクリームの味が無難すぎるというのが率直な感想です。

 もう少しビターな味付けにする、洋酒の香りを利かせるなどのもう一工夫があったほうがいいのでは、と個人的には思いました。マイルドなチョコレートの味が好み、という人には向いている商品のかもしれません。

【ヤオコースイーツ】シュークリーム・エクレア部門2位:
パイシュー ~ミルククリーム&ホイップ~(116円)

パイシュー ~ミルククリーム&ホイップ~(写真:サイゾーウーマン)
パイシュー ~ミルククリーム&ホイップ~(写真:サイゾーウーマン)
パイシュー ~ミルククリーム&ホイップ~断面(写真:サイゾーウーマン)

味 ★★★★☆
食感 ★★★★☆
コスパ ★★★☆☆
計 ★11

 2位は、ミルククリームとホイップが使われたパイシュー。「グルメシュー」と異なり、那須塩原産の生乳がクリームに使われているようです。

 こちらはミルククリームとホイップが合わさることで、かなりミルキーさが強調されつつも統一感のある味わいが、サクサクのシュー皮とマッチしてハイレベルなおいしさ。強いて言えば、ミルククリームがもう少し濃厚な方が個人的には好みですが、これぐらいの軽さを好む人も少なくないのかな、と思いました。

【ヤオコースイーツ】シュークリーム・エクレア部門1位:
パイシュー ~つぶあん&ホイップ~(116円)

パイシュー ~つぶあん&ホイップ~(写真:サイゾーウーマン)
パイシュー ~つぶあん&ホイップ~(写真:サイゾーウーマン)
パイシュー ~つぶあん&ホイップ~断面(写真:サイゾーウーマン)

味 ★★★★★
食感 ★★★★☆
コスパ ★★★☆☆
計 ★12

 見事1位に輝いたのは、つぶあんとホイップを組み合わせたパイシュー。こちらは、つぶあんについて産地などのこだわりが書かれていませんが、しっかり甘さがあるつぶあんに、ホイップのコクと軽やかな甘さが足されることで絶妙なハーモニーが発生。満足感がありながらもいくらでも食べられそうなおいしさがあり、文句なしで今回のベストでした。今後も、この商品をかなりの頻度でリピートしてしまいそうです。

【ヤオコー】PBシュークリーム・エクレア部門 ランキング一覧

 1位~3位がいずれもパイシューが占めるという結果になりましたが、クリスピーなシュー皮が好きという筆者の個人的な嗜好も大いに影響している部分があり、人によっては普通のシュークリームやエクレアのほうが好きという方もいるでしょう。

 お近くに「ヤオコー」がある読者の方は、ぜひこの記事を参考に、同チェーンのPB商品の中で、自分のお気に入りであるシュークリームやエクレアを探してみてくださいね!

1位 つぶあんとホイップを使用したパイシュー ~つぶあん&ホイップ~

2位 那須塩原産生乳でつくられた牛乳入りクリームを使用したパイシュー ~ミルククリーム&ホイップ~

3位 ベルギー産カカオマス入りチョコクリームを使用したパイシュー ~チョコクリーム&ホイップ~

4位 ほろにがティラミス風シュークリーム

5位 ちょっと贅沢! 北海道産生クリームホイップと自家炊きカスタードのグルメシュー

6位 ベルギー産ショコラ香る! リッチカスタードエクレア

【ヤオコー】ゼリー・プリン部門 ランキング3位
朝採りたまごの焼きプリン YAOKO那須牛乳使用(138円)

朝採りたまごの焼きプリン YAOKO那須牛乳使用(写真:サイゾーウーマン)
朝採りたまごの焼きプリン YAOKO那須牛乳使用(写真:サイゾーウーマン)
朝採りたまごの焼きプリン YAOKO那須牛乳使用(写真:サイゾーウーマン)

味 ★★★★★
食感 ★★★★☆
コスパ ★★★☆☆

計 ★12

 3位は、今回の商品の中で唯一素材の産地アピールがあった焼きプリン。「牛乳と卵と砂糖だけの蒸しプリン」に比べるとかなり卵のおいしさがしっかりと堪能できる濃厚さがあり、いわゆる正統派のプリンを食べたい! という時にはピッタリの味わいでした。

 もっちりとした食感も十分に納得できるものでしたが、カステラで有名な文明堂の「銀座プリン」がベストのプリンだと思っている筆者にしてみると、がせっかく濃厚な味わいを持っているのであれば、もう少し硬めであればよりレベルアップするように思えました。

【ヤオコー】ゼリー・プリン部門 おすすめ2位 
ぺろっと食べちゃうゼリー ぶどう&ナタデココ(116円)

ぺろっと食べちゃうゼリー ぶどう&ナタデココ(写真:サイゾーウーマン)
ぺろっと食べちゃうゼリー ぶどう&ナタデココ(写真:サイゾーウーマン)
ぺろっと食べちゃうゼリー ぶどう&ナタデココ(写真:サイゾーウーマン)

味 ★★★★★
食感 ★★★★★
コスパ ★★★☆☆

計 ★13

 2位は「ぺろっと食べちゃうゼリー」シリーズのぶどう&ナタデココ。こちらは、甘さがくどくなりがちなぶどうゼリーのイメージと反して、すっきりとした甘さとぶどうの風味が立ったゼリーの味がかなり秀逸でした。

 また、ぶどうとナタデココの2種類の具が入る事により、食感もかなり楽しめるのがナイス。リーズナブルな値段であることから、果実をたくさん入れられないという制約がある中で、きっちりと工夫のされた味わいがあり、ぶどう好きなら間違いなく買って損をすることはないと言える大満足の一品です。

【ヤオコー】ゼリー・プリン部門 おすすめ1位
ぺろっと食べちゃうゼリー ミックス(116円)

ぺろっと食べちゃうゼリー ミックス(写真:サイゾーウーマン)
ぺろっと食べちゃうゼリー ミックス(写真:サイゾーウーマン)
ぺろっと食べちゃうゼリー ミックス(写真:サイゾーウーマン)

味 ★★★★★
食感 ★★★★★
コスパ ★★★★☆

計 ★14

 見事1位に輝いたのは、「ぺろっと食べちゃうゼリー」シリーズのミックス。

 みかん、白桃、パイナップル、マンゴーが入っているゼリーは、フルーツポンチのように、4種類の果物ぞれぞれの食感が楽しめ、それらの果実の味が混じったゼリー部分のおいしさも◎。食べていて幸せな気持ちになる逸品です。

 「ぶどう&ナタデココ」とどちらを1位にするか迷いましたが、より多くの食感が楽しめる分、同一価格ならこちらのほうが若干お得感が強いように感じたため、コスパの面で上回ったこちらをベストに選出することにしました。

【ヤオコー】PB「Yes!」ゼリー・プリン部門 ランキング一覧

 以前紹介した「ヤオコー」のスイーツ系PB「watashi no sweets」もそうでしたが、コーヒー系の味の商品は苦みや風味がしっかりしている一方、甘さを含めたその他の部分がかなり控えめになっているというのが「ヤオコー」のPBにおける特徴なのかもしれません。

 とはいえ、「ぺろっと食べちゃうゼリー ぶどう&ナタデココ」のように、一般的な商品よりも控えめな甘さになっていることで、かなりハイレベルなおいしさになっている商品があることも事実なので、これも一つの“イズム”と言えるものなのでしょう。読者の皆さんも、ぜひこの記事を参考にして、「Yes!」のスイーツの中から、お気に入りの一品を見つけてみてください。

1位 ぺろっと食べちゃうゼリー ミックス

2位 ぺろっと食べちゃうゼリー ぶどう&ナタデココ

3位 朝採りたまごの焼きプリン YAOKO那須牛乳使用

4位 ぺろっと食べちゃうゼリー 完熟白桃

5位 牛乳と卵と砂糖だけの蒸しプリン

6位 ぺろっと食べちゃうゼリー みかん

7位 アラビカ種の豆だけの大人の珈琲ゼリー

阿左美賢治(ライター)

阿左美賢治(ライター)

食品スーパー「ヤオコー」を愛する埼玉在住グルメライター。中学3年生で体重100kgを超え、全盛期の30代前半には200kgを超えた業界最大級の巨漢でもある。コンビニやチェーン店のグルメにも詳しい。趣味はスイーツ作り。

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最終更新:2024/09/01 19:30
埼玉行ったら絶対寄りたい!