2024年4月期の春ドラマ、続々スタート!

『Destiny』初回視聴率7.9%! 亀梨和也や田中みな美に「大学生役に見えない」の指摘相次ぐ

2024/04/10 15:55
仲宗根由紀子(エンタメライター)
大学時代と35歳を見事に演じ分けた石原さとみ(C)サイゾーウーマン

 石原さとみが主演を務める連続ドラマ『Destiny』(テレビ朝日系)が4月9日よりスタート。ネット上では、メインキャストの役どころに「無理がある」との指摘が相次いだ。

目次

・石原さとみが「気の毒」なワケ
・第1話のあらすじは?
・石原だけ「大学生に見える」の賛辞

※以下、『Destiny』第1話のネタバレを含みます

『Destiny』は石原さとみが気の毒?

 同ドラマは、検事の西村奏(石原)が消息不明だった同級生と再会し、封印したはずの12年前の事件と再び対峙することになる“サスペンス×ラブストーリー”。

 脚本を『Dr.コトー診療所』や『その女、ジルバ』(共にフジテレビ系)の吉田紀子氏が手掛け、主人公・奏の大学時代の同級生役をKAT-TUN・亀梨和也、宮澤エマ、矢本悠馬、田中みな実が演じる。


「2022年に第1子を出産した石原にとって、『恋はDeepに』(日本テレビ系)以来約3年ぶりの連ドラ復帰作ですが、元日に熱愛が報じられた亀梨と田中の共演が話題性を上回ってしまい、石原は気の毒な印象。4日に『Destiny』の記者会見が行われた際にも、各スポーツ紙は石原の名前よりも優先して『亀梨和也&田中みな実』の文字をタイトルに躍らせていました」(芸能記者)

『Destiny』第1話のあらすじは?

 第1話では、中学3年生の頃に父・辻英介(佐々木蔵之介)を亡くした奏が、父と同じ検事になりたい一心で勉強に励み、「信濃大学」法学部へ入学。大学2年の夏に馴れ馴れしく接してきた同級生の野木真樹(亀梨)に、自身の友人である森知美(宮澤)、梅田祐希(矢本)、及川カオリ(田中)を紹介し、青春を謳歌する。

 のちに、カオリが真樹に惹かれていることに気づきながらも、奏は真樹と秘密の恋人関係に。しかし、真樹を車で連れ出し、山中へ出かけたカオリが死亡したことで、奏と真樹の関係性は崩れてしまう――。

 主に5人の大学時代が描かれた第1話だが、ネット上では「キラキラとした青春ストーリーからの急展開がすごい! 先が気になります」「美男美女ばかりで眼福! さとみちゃんの演技も上手」と好意的な声が集まる一方で、「さとみと矢本くんはまだしも、亀梨、宮澤、田中の大学生役は無理ありすぎるでしょ!」「なんで若い役者にやらせなかったんだろう。田中みな実なんて貫禄ありすぎて、もはやコントじゃん!」といった指摘が相次いでいる。

『Destiny』石原さとみだけは「ちゃんと大学生に見える」の賛辞

「5人とも実年齢よりも若々しい見た目ではあるものの、一番若い矢本でも33歳、田中が37歳で、年長の亀梨が38歳のアラフォーですから、20歳そこそこの大学生を演じるのはやはり厳しい。ただ、そんな中でも、石原は大学2年生と35歳の主人公を細かな表情やセリフ回しで見事に演じ分けている。ネット上でも『石原さとみだけ大学生にちゃんと見えるし、時の流れを感じさせる。すごい!』と賛辞が目立ち、大女優としての力量を改めて見せつけた格好です」(同)


 なお、『Destiny』第1話の平均世帯視聴率は7.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)で、個人は4.4%。同枠の前クールで放送されたなにわ男子・道枝駿佑主演『マルス-ゼロの革命-』の初回平均世帯視聴率5.7%を大きく上回った。

 数字的にはまずまずの滑り出しといえる『Destiny』。今後の推移に注目したい。

仲宗根由紀子(エンタメライター)

仲宗根由紀子(エンタメライター)

芸能誌の編集を経て、現在は国内・国外ドラマレビューを中心に執筆するライター。人気俳優のインタビュー経験多数。

最終更新:2024/04/10 15:55
亀は髪形くらい変えればいいのに……