サイゾーウーマン芸能テレビ月9『366日』前クール二の舞いが心配されるワケ 芸能 2024年4月期春ドラマ、続々スタート! フジ月9ドラマ『366日』、前クール『君が心をくれたから』二の舞いが心配されるワケ 2024/04/08 11:15 仲宗根由紀子(エンタメライター) 視聴率 明るいキャラクターで好感度の高い広瀬アリス(C)サイゾーウーマン 広瀬アリス主演の月9ドラマ『366日』(フジテレビ系)が4月8日午後9時からスタートする。このところヒットに恵まれない月9枠だけに、業界内では心配の声も多いようだ。 目次 ・「リメーク?」と混乱も ・月9は平均視聴率5%台続き 『366日』、あのドラマの「リメーク?」と混乱も 月9ドラマ『366日』は、HYの名曲「366日」の世界観に着想を得たオリジナルストーリー。音楽教室の事務受付で働く雪平明日香(広瀬)と高校時代の同級生・水野遥斗(眞栄田郷敦)が12年越しで交際関係に発展するも、遥斗が意識不明の重体に……それでも愛する人を思い続ける壮大な物語が描かれるという。 脚本は連続テレビ小説『エール』(NHK)や『リバーサルオーケストラ』(日本テレビ系)などの清水友佳子氏が担当。監督は『義母と娘のブルース』や『天国と地獄~サイコな2人~』(共にTBS系)の平川雄一朗氏が務める。 広瀬と眞栄田以外のキャストには、最近ドラマに引っ張りだこの長濱ねるをはじめ、坂東龍汰、前田公輝、和久井映見、戸田菜穂、北村一輝と豪華俳優が名を連ねており、3日にはJO1・佐藤景瑚の出演も発表された。 「HYの『366日』といえば、2008年に映画とテレビドラマ(フジテレビ系)が制作された南沢奈央と溝端淳平ダブル主演作『赤い糸』の主題歌だったイメージも強い。そのため、ネット上では『広瀬アリスの月9って「赤い糸」のリメークでしょ?』と混乱している人も見られますが、もちろん別物です」(テレビ誌記者) また、今年30歳を迎える広瀬が、高校生役を演じる第1話のシーンも話題に。予告映像には、ポニーテール&制服姿で主人公の高校生時代を演じる広瀬が映っており、ネット上では「可愛い! 高校生役をまだ全然いけるのすごすぎ」と違和感のなさに賛辞も目立つ。 フジ月9枠は、3期連続で平均視聴率5%台 そんな放送前から話題の『366日』だが、視聴率に関しては不安要素も少なくないよう。 月9枠は、昨年7月期に放送された森七菜と間宮祥太朗のダブル主演ドラマ『真夏のシンデレラ』以降、3期連続で世帯平均視聴率の平均で5%台(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と低迷。さらに、若い層を対象としたコア視聴率も微妙な数字が続いている。 「前クールの永野芽郁主演の月9『君が心をくれたから』は、コア視聴率が概ね2%台で推移し、同じクールの『新空港占拠』『となりのナースエイド』『厨房のありす』(すべて日本テレビ系)や『不適切にもほどがある!』(TBS系)など多くのドラマを下回っていました。『366日』は明らかにコア視聴率を狙った作品ですが、『君が心をくれたから』同様に重い悲劇を軸にしたラブストーリーが展開するようですから、二の舞いになりそうな不安がよぎります」(同) 人気脚本家が手掛けるとあって、ヒットが期待される『366日』。果たして月9枠は低迷から抜け出すことができるだろうか。 仲宗根由紀子(エンタメライター) 芸能誌の編集を経て、現在は国内・国外ドラマレビューを中心に執筆するライター。人気俳優のインタビュー経験多数。 最終更新:2024/04/08 11:17 また長濱ねるの演技が物議醸しそう…… 関連記事 中居正広「ゴチ」参戦! 大病で復帰不能報道を乗り越え「頬ふっくら」、ドラマ出演も期待?【2024年冬ドラマ視聴率ランキング】『さよならマエストロ』独走、ワースト1位のラブストーリーは?ドラマ評論家が解説、『GTO』が描いた90年代のテーマと鬼塚役・反町隆史の俳優像とは?『不適切にもほどがある』『おっさんずラブ』……2024年1月期ドラマ、一番面白かったのはどの作品?フジ『大奥』、田沼意次と密接に結びつく事件とは? ドラマで描かれた「歴史的事実」 次の記事 TOKIO・松岡、服用中の薬明かす >