[連載]女たちの「煩悩部屋」ビフォーアフター

【下駄箱収納】100均グッズは「買ってはいけない」? 6つのNG例&収納力アップの手順を解説

2023/10/03 17:00
伊藤まき(収納ライター)

連載企画『「汚部屋」ビフォーアフター』新シーズンがスタート! 第7回目の片付けモニターの応募に当選したのは、東京都中野区・3LDKのマンションに家族と暮らすDさん(40歳)です。

下駄箱の写真
ギュウギュウに詰まった靴(C)maki_organize

 汚家まるごとビフォー・アフター23回目は「下駄箱」です。写真は、都心のマンションに暮らすDさん宅の下駄箱。造り付けの大きな下駄箱も家族5人ともなると、約40足の靴がギュウギュウで取り出しにくい状態……。子どもたちのの靴は、隙間に詰め込んでいるそう。

 家族みんながスムーズに出し入れするなら、靴用の収納グッズを「買わないこと」をおすすめします。今回は「靴の収納力を上げる3つの方法」を紹介! まずは、下駄箱全体のBeforeから「散らかる理由」を解説します。

下駄箱全体【Before】6つのNG収納とは?

下駄箱の写真
大人と子どもの靴が混同しています(C)maki_organize

 下駄箱が散らかるのは、6つの「NG収納」があるからです。収納グッズを買い足したり、取り出しにくい入れ方をしているなど……。どの問題も「棚板が足りない」ことで起こります。

(NG1)シューケアグッズを隙間に置く
(NG2)ひとつの空間に大人と子どもの靴を入れる
(NG3)棚の余った間隔に、靴を突っ込む
(NG4)靴箱を土台にして、靴を載せる
(NG5)シューズホルダーを使う
(NG6)靴の種類(高さ)がバラバラ


【下駄箱NG収納】「シューズホルダー」は買ってはいけない!

下駄箱の写真
シューズホルダーに引っ掛かり、出し入れしにくい(C)maki_organize

 棚板の間隔が広いので、無駄な隙間が。そこで「収納のアイデア」をネット上で探すと、「突っ張り棒」や「シューズホルダー」といった100均の収納グッズを使った例が見つかります。しかし、整えた直後は美収納に見えても、毎日使う靴には適さない場合も。手元を見なくても、キレイに出し入れできるようにするのが「使いやすい収納」です。

 では、下駄箱を片付けていきます!