[連載]女たちの「煩悩部屋」ビフォーアフター

【洗面台下収納】100均グッズでごちゃごちゃがスッキリ! プロが選んだ収納ケース&ラックは?

2023/08/29 17:00
伊藤まき(収納ライター)

連載企画『「汚部屋」ビフォーアフター』新シーズンがスタート! 第7回目の片付けモニターの応募に当選したのは、東京都中野区・3LDKのマンションに家族と暮らすDさん(40歳)です。

洗面台の写真
中のモノが埋もれて在庫が把握できない(C)maki_organize

 今回は、Dさんが使いにくいと困っている「洗面所の下収納」を片付けます。なぜ、洗面台下の収納はゴチャゴチャになって使いにくいのか? その解説と快適な収納法について紹介します。

【洗面台下収納のBefore】モノを出すたびに、ゴチャゴチャ散らかる

洗面台の写真
奥行きと高さがあるので、使い方が難しい(C)maki_organize

 Dさん宅の洗面所は、都心の住宅では一般的な「大人ひとりが座れる程のスペース」しかありません。空間に余裕がないと、腰を落としてモノを出し入れする動作がとても大変。また、観音扉タイプなので在庫管理のハードルも高くなります。

 写真は「洗面所の下」です。基本的には「洗剤類のストック」と「掃除用洗剤入れ」として使っていますが、ランドリーバスケットの中には謎のストックが。これが散らかりやすくなる理由です! 

洗面台の写真
排水トラップが邪魔に(C)maki_organize

 また、収納が難しいのは排水トラップがあるため。空間の使い方に工夫が必要で、「押し込むだけの収納」だと散らかり原因に。


【洗面台下の片付け手順1】収納を見直す時は「全部出す」

洗面台下の写真
マンションの床下点検口の蓋を閉じないように(C)maki_organize

 収納空間が使いにくいと感じたら、まず中のモノを「ぜんぶ出す」こと。拭き掃除も兼ねて、在庫と空間を見直します。その際、中の寸法を測り記録しておきます。