[連載]30代女子の「煩悩部屋」ビフォーアフター

整理収納のプロが「100均グッズ」で一発手直し! 使いにくい「洗面台下」収納、解決ビフォーアフター実例

2021/05/24 19:30
伊藤まき(収納ライター)

連載企画「30代女子の「煩悩部屋」ビフォー・アフター」の新シーズンが始まりました。今回は、汚部屋あらため「汚家(おうち)」をまるごと片付けます! クライアントは板橋区・3SLDKの一軒家に家族4人で暮らす兼業主婦のKさん(37歳)です。

お悩み「洗面台の下、モノが出し入れしにくい」

(C)maki_organize

 汚家まるごと劇的ビフォー・アフター4回目は、洗面台下収納です。「洗面台下」といっても、観音扉タイプのシンク下やコンロ下でも活用できる収納方法なので参考にしてください。共通点は、「腰を落としてしゃがむ姿勢になる場所」。これらの場所を100均グッズを使って片付けます。

 「洗面台下の収納法」と検索すると、多数のヒントが見つかります。Kさんもそれらを参考にして、無印良品の引き出しケースを用意しました。でも、洗面所のサイズが違ったので理想とは真逆の結果に……。他人の家を真似るより、自分の家に合った収納をしましょう。

 では、実際の片付けを順を追って解説していきます。

[Before]サンプルコスメやお風呂グッズも、ぜんぶ詰め込み収納

二度買いしたモノがあふれていました(C)maki_organize

 無印良品の収納ケースを使って「お風呂に使うモノ」をぜんぶ詰め込んでいました。旅先に使うサンプルコスメや、お風呂掃除グッズもココです。でも、扉前の空間は、大人ひとりがやっと座れる狭さ。これだと、必要なモノを取り出すために時間が奪われます。

[1]出しにくいと感じたら「ぜんぶ出す」で、リセット!

無印良品のケースは、別の部屋で使います(C)maki_organize

 モノを出しにくいと感じたら「ぜんぶ出す」こと! 持っていたことを忘れたモノ、不要なモノがたくさん出てきます。次に、必要なモノだけを残すこと。最後に、使用頻度別にモノを振り分ける作業を行いました。

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洗面台下が魔境になってる人、多いんでない?