サイゾーウーマン芸能テレビ『VIVANT』恋愛要素が不評? 芸能 夏ドラマの視聴率&本当の評判 『VIVANT』第3話、視聴率は夏ドラマ独走も……堺雅人&二階堂ふみの“恋愛要素”が不評 2023/07/31 16:22 仲宗根由紀子(エンタメライター) 視聴率男性タレント え? 薫のこと好きだったの!?(C)サイゾーウーマン 堺雅人が主演を務める日曜劇場『VIVANT』(TBS系/日曜午後9時~)。視聴率が回を追うごとに右肩上がりとなる一方で、7月30日放送の第3話で描かれた“恋愛要素”に対し、ネット上では「いらないのでは?」と疑問の声が噴出している。 同ドラマは、同枠の大ヒットシリーズ『半沢直樹』などで知られる演出家・福澤克雄氏が原作を手掛けるオリジナルドラマ。丸菱商事で起きた誤送金事件の犯人に疑われたエネルギー開発事業部の課長・乃木憂助(堺)が、無実を晴らすために国内外で奮闘するストーリーだ。 ※以下、『VIVANT』第3話のネタバレを含みます。 前回、バルカ警察から逃げるため、ラクダに乗って「死の砂漠」の横断を試みた乃木、警視庁公安部の捜査官・野崎守(阿部)、医師・柚木薫(二階堂ふみ)。 『VIVANT』第3話のあらすじは? 第3話では、乗っていたラクダから、薫がいつの間にか姿を消していたことに気づいた乃木が、砂漠を引き返して彼女を捜索。倒れている薫を見つけて、ともにモンゴルの国境を目指すも、そこで待ち構えていたバルカ警察に手錠をかけられてしまう。 しかし、なんとか拘束を免れた乃木たちは、ついに日本へ帰国。乃木は誤送金した9000万ドルがテロ組織に渡っていたことを会社に報告するが、共謀を疑われてしまう。 その後、サイバー犯罪対策課の捜査官・東条翔太(濱田岳)らの協力もあって、誰が送金しても誤送金されるように、プログラムが改ざんされていたことが発覚。加えて、財務部の女性社員・太田梨歩(飯沼愛)が夜間のオフィスに侵入し、経理部長・原智彦(橋本さとし)のパソコンからプログラムを書き換えていたことも判明する――。 ネット上では、「毎回、ハラハラドキドキの展開から目が離せない!」「最初の頃は難しくてよくわからなかったけど、だんだん面白くなってきた」と好意的な声が続出。 さらに、第3話では乃木のもう一つの人格である“F”が、乃木に「そんな女(薫)に惚れる気持ちはわかる」と話しかけたり、薫が野崎の連絡先を知りたがった際、乃木が嫉妬しているかのような場面もあったことから、「え? 『VIVANT』って恋愛展開もあるの!?」と驚きの反応も見られた。 「中には、『このドラマに恋愛は必要としてないんだけど……』と否定的な声も散見されます。“恋愛一切なし”で、“冒険”に振り切ったストーリーを期待していた視聴者からは不評のようです」(テレビ誌記者) 『VIVANT』は『ミッション:インポッシブル』などの“良いとこ取り”? また、乃木がサーバールームに忍び込むシーンに関して、トム・クルーズ主演の大ヒット映画シリーズ『ミッション:インポッシブル』に「似ている」との指摘もあるようだ。 「同作は第1話放送後、主人公らが装甲車両で検問を突破するシーンが映画『ガントレット』(1977年)に『そっくり』と話題に。また、第3話のラクダから落ちた薫を助ける場面にも、『「アラビアのロレンス」(62年)のオマージュでは?』と、やはり有名映画との共通点を挙げるネットユーザーが相次ぎました。同作は、過去の大作映画の“良いとこ取り”をしているのかもしれませんね」(同) なお、同作の世帯平均視聴率は、第1話が11.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)、第2話が11.9%、第3話が13.8%と、右肩上がりで上昇。今期の民放ドラマでは、独走状態となっている。 メインキャストである松坂桃李がまだ登場しておらず、「桃李くんの役が気になる」と視聴者をワクワクさせている『VIVANT』。今後も、視聴率は上がっていくのだろうか。 『VIVANT』第2話、「似てる」と指摘された有名映画とは? 第1話も「オマージュか」と話題に 堺雅人主演のTBS系日曜劇場『VIVANT』(ヴィヴァン)。7月23日放送の第2話が世帯平均視聴率11.9%(個人7.9%/ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)...サイゾーウーマン2023.07.24 『VIVANT』第1話11.5%で夏ドラマ首位! 莫大な制作費も「つまらない」という人の言い分は? 堺雅人主演のTBS系連続ドラマ『VIVANT』(ヴィヴァン)が「日曜劇場」枠でスタート。7月16日の第1話放送後、同作を絶賛するニュースメディア記事であふれている...サイゾーウーマン2023.07.18 『VIVANT』トップも『ハヤブサ消防団』が逆転の可能性? 『転職の魔王様』はワースト入り【夏ドラマ初回視聴率ランキング】 2023年7月期の連続ドラマ(民放4局、午後8~10時台)が続々とスタート。初回視聴率ランキングでトップになったのは、世帯平均11.5%(個人7.4%/ビデオリサ...サイゾーウーマン2023.07.21 仲宗根由紀子(エンタメライター) 芸能誌の編集を経て、現在は国内・国外ドラマレビューを中心に執筆するライター。人気俳優のインタビュー経験多数。 最終更新:2023/07/31 16:41 関連記事 フジテレビ、GP帯夏ドラマが“全滅”! なぜ「全作5.5%以下」の視聴率不振に陥ったのか?松岡茉優『最高の教師』は、“視聴率35%超え”大ヒット学園ドラマのオマージュか?月9『真夏のシンデレラ』第3話、ツッコミドラマとして異様な盛り上がり! ずぶ濡れの間宮祥太朗は「もはやコント」? 【ジャニーズ情報専用】Twitterアカウント「J担しぃちゃん」オープン! 堺雅人、阿部寛、二階堂ふみの三角関係、暑苦しいな…… 次の記事 滝沢氏、火山仲間が判明 >