サイゾーウーマン男性アイドルSTARTO(旧ジャニーズ)ジャニーズツッコミ道場目黒蓮の宇宙Six時代を振り返る 男性アイドル [ジャニーズツッコミ道場] Snow Man・目黒蓮はなぜ大ブレークしたのか? 背景にある「宇宙Six」時代を振り返る 2023/07/26 16:20 太田サトル(ライター、アイドルウォッチャー) Snow Man宇宙Six目黒蓮 目黒蓮の武器は、ジャニーズ的美少年とはまた違った端正なルックス それにしてもなぜ目黒は、これほどの人気を獲得できたのか。 まずは、その甘く端正なルックスが理由の一つだろう。彼は、いわゆる“ジャニーズ”的な美少年とはまた違った、わかりやすいイケメンだ。ジャニーズに興味のない編集者が、Snow Manの取材に参加した後、「目黒くんがかっこよかった」と語っていたという話を耳にしたことがある。 目黒は、ダンスや歌のパフォーマンスにより、ジャニーズファンをズブズブハマらせる“沼”系のアイドルではなく、そのジャニーズ感の薄さが良いように作用し、初見の人を本能レベルで魅了するタイプのアイドルなのだろう。それは、彼の武器の一つだと思う。「FINE BOYS」(日之出出版)の専属モデルになったことで、「かっこいい」と人気が加速したのも理解できるし、デビュー後に単独表紙を務めた号が即完売したことは、“目黒伝説”の大きなステップになった。 そうこうするうち、「目黒はすごい」という空気が生まれ、グループの人気と相まって、さらに上昇気流に乗った。そして昨年、『silent』とNHK連続テレビ小説『舞いあがれ!』が立て続けに放送され、ファンの裾野が拡大したことが、現在の不動の人気につながったという流れだろう。 目黒蓮、いまもなお抱き続ける「宇宙Six」への熱い思い それにしても、宇宙Sixのメンバーもファンも、目黒がこれほどまでに活躍するとは、想像していなかったのではないか。もしかしたら、目黒本人もそうだったかもしれない。 しかし、ただ単に「ルックスが良かったから」だけでは、この“目黒伝説”は説明がつかない気もする。ルックスの良さを超える彼の魅力とは何かと考えたとき、彼の“熱さ”を思い出した。 目黒はSnow ManのCDデビューが発表された19年夏のコンサート『ジャニーズJr.8・8祭り〜東京ドームから始まる〜』で、宇宙Sixとして最後のステージに立った。その際、彼は感極まって「宇宙最高ー!」と叫び、ユニットへの愛をジャニーズファンに知らしめた。 また今年3月放送の『アイ・アム・冒険少年』(TBS系)で、「脱出島」に参戦した際は、元宇宙Sixのメンバー・原嘉孝をパートナーに選び、その盟友ぶりが視聴者の間で好評を博したことも記憶に新しい。そう、目黒は、宇宙Sixという現在は存在しない古巣ユニットへの思いをずっと持ち続けている熱い男。それこそが、目黒の一番の魅力といえるかもしれない。 たらればの話でしかないが、目黒がSnow Manメンバーじゃない世界線を想像してみる。彼がもし、今もなお宇宙Sixのメンバーだったとしたら、今のような輝きを放てていただろうか。宇宙Sixから巣立つという経験をしたからこそ、これほどまでの存在になれたという気がしなくもない。 宇宙Six時代に、彼が磨けば光る原石であると気づいていたファンは、現在、最高級の宝石になった目黒を誇らしく思うのか、それとも遠くに行ってしまったと少し寂しく感じているのか。ちょっと聞いてみたくなった。 Snow Manはなぜ売れた? ジャニーさんに「力を入れてもらえなかった」からこその飛躍 いまジャニーズ事務所内でトップの人気を誇るといわれるSnow Man。今回は、彼らが売れた背景について迫ってみたいと思う。 Snow Man前史、一時は“終わり...サイゾーウーマン2023.05.07 Snow Man・佐久間大介、“鳥ピエロ”のネットミームが彼に与えたモノ あなたは“鳥ピエロ”という存在を知っていますか? もしくは覚えていますか? “鳥ピエロ”――それは、某掲示板のスレッドでSnow Man・佐久間大介に命名され...サイゾーウーマン2023.05.13 Snow Manサプライズ増員で披露された、滝沢秀明の“ジャニーイズム”と“ジャニー忖度” タッキーこと滝沢秀明が、ジャニーズ事務所の100%子会社である新会社「株式会社ジャニーズアイランド」の代表取締役に就任。社長就任第1弾として、ジャニーズJr.内ユ...サイゾーウーマン2019.01.18 前のページ12 太田サトル(ライター、アイドルウォッチャー) ライター・編集・インタビュアー・アイドルウォッチャー(男女とも)。ウェブや雑誌などでエンタメ系記事やインタビューなどを主に執筆。 最終更新:2023/07/26 16:26 売れたら過去はなかったことにするタイプとは違うのよ 関連記事 元光GENJI・内海光司&佐藤アツヒロ、平家派――おじさんジャニーズが活気づく現象に思うこと平野紫耀の身体能力、神宮寺勇太の空手……元キンプリ「海外進出」の武器になりそうなものなにわ男子は全員泣き崩れ……ジャニーズのデビュー発表に「サプライズとドラマ」を期待するファン心『ドキュメンタル』シーズン12、“永遠の悪ガキ”近藤真彦の居場所はここにあった!Sexy Zoneの歴史とは、苦難の歴史である――「意地でも連続1位死守」への困惑 次の記事 広末涼子の報道に批判 >