[連載]女たちの「煩悩部屋」ビフォーアフター

【汚部屋】雪崩が起こる押し入れを大改造! 片付けのプロが教える5つの収納術

2023/05/16 17:00
伊藤まき(収納ライター)

連載企画『「汚部屋」ビフォーアフター』新シーズンがスタート! 第7回目の片付けモニターの応募に当選したのは、東京都中野区・3LDKのマンションに家族と暮らすDさん(40歳)です。

 前回の「押入れの上段」に引き続き、今回は「押入れ下段」の片付け方法5選。ポイントは「押入れ用衣装ケース」の使い方。和室全体のBefore/After写真も紹介するので、使い勝手の違いがひと目でわかると思います!

相談「4.5畳の寝室の押入れが使いにくい」(押入れ下段編)

【汚部屋】雪崩が起こる押し入れを大改造! 片付けのプロが教える5つの収納術の画像1
モノを詰め込んだ押し入れ(C)maki_organize

Dさん:「押入れに何をしまったらいいのか、わかりません」

 写真は、使わない布団や空き箱を詰め込んでいる押入れです。家の中で一番大きな収納庫を上手に使わないと、「床にモノが散らかる生活」になってしまいます。そのため、モノをしまう場所がないと困ったら、まずは「押入れを空っぽにする」ことから始めてみてください。

【Before】押入れの下段に突っ込んだだけの布団と毛布

【汚部屋】雪崩が起こる押し入れを大改造! 片付けのプロが教える5つの収納術の画像2
取り出す時は雪崩が……(C)maki_organize

 押入れの下段には、布団と毛布がギュウギュウに押し込まれていました。これでは、季節ごとに出し入れしたい毛布がパッと取り出せません。


【汚部屋】雪崩が起こる押し入れを大改造! 片付けのプロが教える5つの収納術の画像3
毛布が出せない(C)maki_organize

 茶色の布団袋には、毛布とシーツが入っていました。肌寒い日に毛布を出そうと思っても「大掛かりでストレスフル」と悩むDさん。押入れ下段は、ワンアクションで取り出せる「引き出し式」へと変更します。