[連載]女たちの「煩悩部屋」ビフォーアフター

【汚部屋】雪崩が起こる押し入れを大改造! 片付けのプロが教える5つの収納術

2023/05/16 17:00
伊藤まき(収納ライター)

【押入れの片付け方.1】中身をすべて出して、拭き掃除をする

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一般的な押入れサイズより、小さめです(C)maki_organize

 押入れの中身を全部出して、拭き掃除をします。次に、押入れのサイズを測定。なお、押入れの扉前にベッドが置いてあるので、押入れ用ワゴン(ミシンやアイロン、本の収納に便利)やコロ付き収納ケース(衣替えや小物に便利)といった収納グッズは使えません。

【押入れの片付け方.2】家にある収納グッズを活用する

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家にある収納グッズを使い回します(C)maki_organize

 物置化した洋室に、押入れ用の収納チェスト3段(キャスター付き)が埋もれていたので活用します。押入れ上段も家にあった「カラーボックス2段」を使っています。ちなみに「押入れ用の衣装ケース」は、単品だと1,000円〜、3段連結タイプなら3,500円ぐらいが相場。

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段ボールを分解して板状にした保護シートを敷きます(C)maki_organize

 使わないスーツケースに、季節の飾り(クリスマスやハロウィン)を詰め込んでも◎です。

【押入れの片付け方.3】中古の「押入れ用衣装ケース」を購入

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同じサイズで揃えれば、よりスッキリ片付けやすい(C)maki_organize

 中古ショップでよく販売されている収納グッズといえば、「押入れ用衣装ケース」です。写真のAも、500円で購入! 中古なら激安で揃えられます。

【押入れの片付け方.4】上から見える「タテ入れ収納」で管理が簡単

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奥はストック、手前によく使うモノを置くと◎(C)maki_organize

 衣装ケースは、上から見渡せるように「タテ入れ」で収納。奥行きが60〜65cmと長いので、箱で仕切ることがポイントです。今回は、ペットボトルの段ボールを半分にカットして箱を作りました。仕切り箱を入れることで、崩れにくく取り出しやすいこともメリットです。