サイゾーウーマン芸能テレビドラマレビュー『ねほぱほ』シングル里親に涙 芸能 『ねほりんぱほりん』シーズン7レビュー 『ねほりんぱほりん』シングル里親の背中を押した、ひとり親・YOUの涙のエール【2022年シーズン7】 2022/12/12 12:39 加古りえ(ライター) ドラマレビュー 写真ACより NHK Eテレの人気番組『ねほりんぱほりん』のシーズン7が10月7日よりスタートした。かわいらしいモグラの人形ねほりん(山里亮太)とぱほりん(YOU)が、ブタの人形に扮した“顔出しNG”の訳ありゲストに、聞きにくい話題を“ねほりはほり”聞き出す新感覚トークショーだ。 ※本記事は『ねほりんぱほりん』シーズン7「シングル里親」のネタバレを含みます 『ねほりんぱほりん』シングル里親、妻の急逝で里子と二人きりに…… 今回のテーマは、単身で里子を育てる「シングル里親」。ゲストには、妻を突然亡くし、1人で3歳の里子を養育するシンさん(男性・40代)が登場した。 シンさんは、高校の同級生だった奥様と結婚。もともと妻からは子どもができない体質だと知らされており、それを承知の上で結婚したそう。「2人の生活にまったく不満はなかった」が、友人に子どもができると気持ちに変化が。「『子育てって大変』って言いながらも、みんな楽しそうなんですよね、顔がね」「子どもを育てながら、わいわい生活していくっていうのも、そういうプラスアルファがある生活に惹かれていった」といい、結婚15年目で0歳児の里子を受け入れた。 子育てを通じ、「自分以外の誰かですよね……その子のために何かをしてあげられるっていうのが、私たち夫婦が求めていたことなのかなというふうには感じましたね」というシンさんだが、今年に入って妻が急逝してしまう。 「去年、(妻が)急に耳が聞こえなくなったと。頭のMRIを撮ったら、ちょっと大きめの脳腫瘍があったと。手術を受けるという話になったんですけども、手術前の処置の段階でくも膜下出血になってしまって、そのまま意識がなくなって。そこから3カ月くらい頑張ったんですけれども……」と、振り返るシンさん。子どもの今後について話し合う暇もない、突然のお別れだった。 里子契約を解除される可能性もあったが、シンさんは児童相談所に、このまま単身で育てたいと相談。「『うちの管轄では、男性のひとり親で育てている前例はありません』と言われ、そこから話し合いが始まったんですけれども」「児童相談所の方もすごく親身になってくれて、子どもが私に懐いているっていうのも理解してくれた」そう。妻を亡くした悲しみを抱えつつ、子どもを1人で育てることになった。 次のページ 『ねほりんぱほりん』シングルならではの里親の葛藤とは? 123次のページ 楽天 ねほりんぱほりん ニンゲンだもの 関連記事 『ねほりんぱほりん』転売ヤーは罪悪感ほぼなし! 儲けの手口と「メーカーが悪い」という持論【2022年シーズン7】『ねほりんぱほりん』刑務官のお仕事「玉検査」とは? 受刑者が陰部に玉を入れる理由【2022年シーズン7】『ねほりんぱほりん』ある手配師、ガーシーが霞む“がっつり犯罪者”なお仕事事情【2022年シーズン7】『ねほりんぱほりん』ボディーガード回――ドラマのような経験談に、ブタの人形がキムタクに見えた【2022年シーズン7】『ねほりんぱほりん』ギリギリFIRE回――早期リタイアした自由人に見る「節約を楽しむ才能」と「強いメンタル」