サイゾーウーマンコラム元極妻・芳子姐さんのつぶやき究極の事故物件「マル暴物件」の行く末 コラム 「元極妻」芳子姐さんのつぶやき141 幽霊よりも怖い! 究極の事故物件「マル暴物件」の行く末を元極妻が解説 2022/09/25 16:00 待田芳子(作家) 元極妻・芳子姐さんのつぶやき 「ヤクザが住んでいた」という説明は不要 さらに雨漏り、床のきしみがけっこうある上に、お隣さんとの境界線もあいまい。増改築も繰り返されていて、登記簿と整合しないところや現行の建築基準法に抵触する可能性のあるところも多いようです。 あとはアスベスト調査もやってないんですね。こういうのを全部含めて「あとは買った人ヨロシク」ということです。これって、むしろ銃弾痕よりめんどくさいですよね。10月までに買い手がつかなかったから、どうなるんですかね。 ちなみに自殺や殺人事件などがあった物件については売り手に説明義務がありますが、単に「ヤクザが住んでいた」という事実に関する説明義務はないらしいです。いままでそういう裁判がなかったからだけじゃないですかね。 でも、「いま現在も近所に暴力団事務所がある物件」というのは、「前に自殺や殺人があった物件」 とはちょっと違いますよ。いわゆる「ワケあり物件」が、「特に何かがあるというわけではないが、心理的に気持ち悪い」という話であるのに対して、「ご近所のヤクザ事務所」は、誤爆や流れ弾という実害の問題なのです。 もちろん、いまどきは大抗争に至るようなことはまずないと思いますが、幽霊より人間のほうがコワいということです。 前のページ12 待田芳子(作家) 今は亡き某指定組織の三次団体幹部の妻。夫とは死別。本名・出身地もろもろ非公開。自他共に認める癒やし系。著書に『極姐2.0 旦那の真珠は痛いだけ』(徳間書店)がある。 記事一覧 最終更新:2022/09/25 16:00 Yahoo 極姐2.0 ダンナの真珠は痛いだけ 待田芳子/著 気分の問題じゃなくて危険度が高すぎ! 関連記事 元ヤクザは、なぜ銀行口座を持てないのか? 金融機関から締め出されるワケを元極妻が解説山口組がいつの間にか5派に! 元極妻が「神戸山口組ナンバー2の電撃独立」と、さらなる分裂を解説工藤會トップの「死刑」判決を、元極妻が考える――「ほかの組織もざわつく」理由とは?“元暴力団員”ハマコーの息子は入閣! 「野田聖子議員の夫」の何が問題か、元極妻が解説工藤會の「死刑判決」を元極妻が解説! 弁護団解任と『工藤會事件』著者のインタビューから考える 次の記事 ママ垢ルールに触れた? 突然のブロック >