[再掲]インタビュー

万引きGメンが語る、『密着警察24時』のウラ側! スタッフが通報されたことも!?

2022/08/03 18:30
サイゾーウーマン編集部
写真ACより

 8月3日、TBS系の人気ドキュメンタリー番組『密着警察24時』の最新作『最前線!密着警察24時★SNSのぞき見犯を追え!&飲酒運転撲滅!交通SOS合体』が放送される。

 日本全国の警察署を取材し、“最前線”で犯罪に立ち向かう警察官や刑事に完全密着する同番組。今回の放送では、他人のSNSアカウントなどを乗っ取る「不正アクセス」や、運転中にスマートフォンを操作する「ながら運転」といった、近年増えている事件の現場にカメラが密着したという。

 『密着警察24時』の見どころといえば、やはり“逮捕の瞬間”だろう。普段は見られない衝撃の場面はお茶の間の注目を集めるようで、同シリーズの世帯平均視聴率は10%前後を記録することも珍しくない。その中でも特に、「万引き犯」を捕捉する現場は、『ジョブチューン~アノ職業のヒミツぶっちゃけます!』(TBS系)といった人気番組や、夕方のニュース番組などでも特集される人気ジャンルだ。

 サイゾーウーマンでも、保安員の澄江氏が「オンナ万引きGメン日誌」を連載中だが、同記事の監修を務める万引き対策専門家・伊東ゆう氏は、まさに“カメラの前で万引き犯を捕捉したことがある人物”だ。

 そんな伊東氏が『ジョブチューン』に出演して「5日で8人」万引き犯を捕まえた際の裏話や、『警察24時』のスタッフについて語った記事を改めて掲載。番組ディレクターやカメラマンとの連携、「万引きGメンがテレビに出るメリット&デメリット」などを掘り下げたインタビューを、ぜひチェックしてほしい。
(編集部)



伊東ゆう氏(C)サイゾーウーマン

「112.702」

 この数字は警視庁が2016年に検挙した万引き犯の人数です(『平成29年版 犯罪白書 窃盗 認知件数・検挙件数・検挙率の推移』より)。1件ごとの被害額は少額でも、個人経営のコンビニや書店などの小売店にとって被害が重なれば大変な打撃になり、万引きが一因で閉店に追い込まれる店舗もあります。店舗側も指をくわえて見ているわけではありません。万引き犯取り締まり専門のセキュリティースタッフを配置して防衛しています。いわゆる“万引きGメン”です。

 本サイトでは、オンナ万引きGメンの澄江さんが、さまざまな現場で出会った万引き犯についてレポートをしていますが、テレビでも万引きGメンの特集はたびたび放送されています。また、第71回カンヌ国際映画祭にてパルム・ドールという最高の賞を与えられ、一躍注目を浴びた是枝裕和監督の『万引き家族』も、そのタイトルの通り、万引きが大きなテーマに取り上げられた作品です。

 今回、『万引き家族』の制作協力やテレビの万引きGメン特集にもたびたび出演し、本サイトの澄江さんのコラムも監修している、万引き対策専門家の伊東ゆうさんに取材を行うことに。『万引き家族』協力の経緯やテレビの万引きGメン特集の知られざるエピソード、Gメンだけが知る万引き犯の実態をお伺いしました。

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