サイゾーウーマンカルチャーインタビュー万引きGメンが語る『警察24時』の裏側 カルチャー [再掲]インタビュー 万引きGメンが語る、『密着警察24時』のウラ側! スタッフが通報されたことも!? 2022/08/03 18:30 サイゾーウーマン編集部 テレビインタビュー 『ジョブチューン』などテレビ番組で万引き犯を捕まえることの難しさ 海外ロケの一幕(C)サイゾーウーマン ――伊東さんはTBS系『ジョブチューン~アノ職業のヒミツぶっちゃけます!』やフジテレビ系『おたすけJAPAN』などで、実際に撮影隊の前で、日本や海外の万引き犯を捕捉していますが、撮影現場で捕まえるのは大変ですか? 伊東 『おたすけジャパン』(※海外で困っている人のところへ日本のプロフェッショナルが派遣され、お助けするというバラエティ番組)でインドネシアのスーパーに行ったときは、現地のコーディネーターに頼んで、事前に店舗のレイアウトを送ってもらいました。入手した資料を基に「やるならこの辺だろうから、こことここにカメラを置こう」などと打ち合わせてから現地入りしたのです。でも、いざ行ってみたら全然いなかった。そもそも客がいなかった(苦笑)。かなりキツかったですけど、1週間の撮影予定の最終日に、なんとか1人捕まえることができました。 ――海外まで行って、捕まえられなかったら絶望的ですね。 伊東 どの国も関係なく、スーパーでの撮影は難しいんですよ。スーパーの万引きは基本的に「人混みに紛れて」ですから。平日の混んでる時間帯に行くと常習者が紛れています。『ジョブチューン』の時は、5日で8人捕まえました。お客さんの多いスーパーでは、1日1人は、万引きする人が必ずいる。 そう信じてやっているわけです。 こういった撮影を成功させるには事前のリサーチと準備がかなり大事です。その店舗で混む曜日の確認、あと天候ですね。雨が降ると来ないところが多いです。カレンダーで言うと、万引きが活発になるのは給料日前と生活保護の支給前ですね。撮影中も気が抜けません、食事休憩や撮影機材のメディアの交換などで、万引き犯が「普段と雰囲気が違う」と撮影隊の殺気のようなものを感じ取って、バレたりしてしまうんです。なので、撮影で捕まる犯人の多くは空気の変化にまったく気づかない老人、油断している常習犯ばかりになります。 次のページ 『警察24時』スタッフが警備室に通報されたことも!? 前のページ12345次のページ 楽天 Yahoo 万引き 関連記事 万引きGメン衝撃! 「玄米泥棒」主婦の犯行を暴露したまさかの人物とは?レジ袋有料化から早2年――万引きGメンが「大胆な犯行増えた」と警告“女優”万引きGメンが激怒した「卑劣な盗撮犯」、その後味の悪い結末「やられた!」目の前で煙のように消えた万引き犯――ベテランGメンが執念の追跡で捕まえた犯人の正体!仮面ライダー俳優が万引き! Gメンが犯行の“常習性”と警察の “忖度” を解説