松田聖子とユーミンが確執31年!? 不仲・共演NGネタが繰り返される残念な理由
そんな「女性自身」だが、芸能ネタ以外では素敵な企画が掲載されている。それが“自民党女性蔑視”特集だ。参院選を控えた現在、自民党から女性に絡むスキャンダルがいくつも噴出、世間を騒がせている。
その筆頭が「週刊ポスト」(小学館)が報じた吉川赳・衆院議員の“パパ活”疑惑だろう。18歳女性に4万円の小遣いを渡し、高級焼肉店で飲酒した上、高級ホテルで過ごしたというこの疑惑。情報番組などで大きく取り上げられたが、吉川議員は自民党を離党したものの議員辞職せずに雲隠れ。
そして、もうひとつが「週刊文春」(文藝春秋)が報じた衆議院議長という重鎮・細田博之議員による、複数の女性記者などに対するセクハラ疑惑だ。しかも細田議員は報道を事実無根として民事提訴。これは現職の衆議院議長としては前代未聞の暴挙でもある。
「自身」ではこの2つの疑惑を取り上げるだけでなく、過去の自民党議員が起こした女性スキャンダルとその顛末を紹介、こうしたスキャンダルの背景には自民党の“女性蔑視の風潮”があり、しかもそれは“自民党の体質でもある”と切り込んだ。
「自民党による女性スキャンダルを振り返ると、ほとんどが離党させるだけで問題をうやむやにしてきた」
「自民党内には“女は男の後ろをついてくるもの”という考え方がいまだに根強く残っています」
「議員や秘書、党職員の多くが、“女性にリーダーは務まらない”と本気で思っている現状があります」
「立場の弱い女性議員が声を上げることは、より一層むずかしいことなのです」
素晴らしい指摘だと思う。そして吉川議員はともかく、マスコミが忖度しているからか、その卑劣な行為をあまり批判されていない重鎮・細田議長についても言及されていることも評価したい。参院選を控え、歴代自民党の“女性蔑視体質”に切り込んだ特集に拍手したい気分だ。
所ジョージが自身のYouTubeチャンネル「SETAGAYA BASE工作部」を閉鎖するらしい。その理由は「広告などつけたくない なのに今年の6月1日から グーグルは勝手にアトランダムで つけるんだそうです」ということらしい。
巨大IT企業の“勝手なやり口”に一石を投じる所ジョージの気概は素敵だが、一方、YouTubeは本業でないし、所さん、金持ちだからな、とも思ってしまった。