松田聖子とユーミンが確執31年!? 不仲・共演NGネタが繰り返される残念な理由
下世話、醜聞、スキャンダル――。長く女性の“欲望”に応えてきた女性週刊誌を、伝説のスキャンダル雑誌「噂の真相」の元デスク神林広恵が、ぶった斬る!
6月20日に行われた杉並区長選。当選したのは無所属新人(立民、共産、れいわ、社民推薦)の岸本聡子氏だ。東京23区では3人目の女性区長となる。国会議員(衆議院)の女性比率が9.7%と世界の中でも超低水準な男尊女卑の日本にあって、女性の区長の誕生は喜ばしい限り。その活躍を期待したい。
第606回(6/16〜6/21発売号より)
1位「松田聖子 “確執31年” ユーミンと和解 再出発に届いた『友情の白ユリ』」(「女性自身」7月5日号)
2位「細田衆議院議長『セクハラ』吉川赳『パパ活』岸田自民党『女性蔑視』本質が露呈!」(「女性自身」7月5日号)
3位「所ジョージ 自身のYouTubeチャンネル閉鎖を発表 “広告拒否”で消える『草なぎ剛の唄』」(「週刊女性」7月5日号)
やはり芸能マスコミは懲りてもいないし、反省もしていないらしい。先週「女性セブン」が報じた石田ゆり子と米倉涼子の共演NGネタ。その理由のひとつにかつて2人は共に俳優の岡本健一と付き合っていたという“恋人かぶり”があったとの記事だったが、当事者の一人である石田ゆり子がこの報道に対し大激怒。報道を否定した上で、「セブン」批判も繰り広げたことが話題になった。
だが、そんな騒動があったにもかかわらず、今週の「女性自身」がまたも大物同士の不仲ネタをトップ特集で報じている。今度は松田聖子とユーミンこと松任谷由美だって。
記事によると1982年、初めてユーミンと聖子がタッグを組んだ「赤いスイートピー」の大ヒット以降、いくつもの楽曲でヒットを飛ばした2人だが、84年の「時間の国のアリス」を最後にユーミンは聖子に楽曲提供をしていない。
そのため確執や不仲説が取りざたされたが、聖子のデビュー35周年の2015年、ユーミンは「永遠のもっと果てまで」を提供し、話題になった。タイトルにある“確執31年”というのはこの間のことらしい。でも15年って、もう7年も前の話でしょ。それをなぜ「自身」はいまさら、このタイミングで蒸し返しているのか。
それは、神田沙也加の死と、それを乗り越え全国ツアーをスタートさせた聖子にあった。さいたまスーパーアリーナで行われた6月のツアー初日、唯一個人でスタンド花を贈ったのがユーミンだった。