コラム
“噂の女”神林広恵の女性週刊誌ぶった斬り!【第601回】
上島竜兵さん、三浦春馬さん、神田沙也加さん、3人の急死を美談にする「女性自身」の記事
2022/05/17 21:00
本当に芸能事務所ってやつは。根性が腐っているとしか思えない。「週刊女性」がタレントの安田美沙子と以前の所属事務所とのトラブルを改めて紹介しているのだが、あまりにひどい。
「週女」によると、その経緯は以下のようなものだ。安田が当時所属していた事務所を辞めたのは今から2年前の20年3月だったが、それ以前の19年9月、事務所サイドは安田に対しギャラの返還訴訟を起こした。その訴訟は、20年3月に安田が確定申告を修正することで終わった。だがその直後、事務所は安田とアパレルブランドのコラボを闇営業だとして提訴、そして安田は24万円を事務所に支払い、解決させた。
しかし――裁判が終わったにもかかわらず、なぜか事務所の公式HPには“訴訟が係属中”との文章がそのまま掲載されていた。そこで20年4月、今度は安田がその文言の削除などを求め提訴、しかし裁判所はこれを却下したという。
訴訟が終わったのに、事実とは違う“係属中”の掲示をなぜ裁判所が認めたのかは記事からは不明だが、実際に事務所公式HPを見ると、そのトップ画面のチョー目立つ場所にこんな文面が!
「お知らせ
誠に遺憾ではありますが、安田美沙子とは現在訴訟が係属中でありますので、弊社のホームページから安田の肖像やリンクを仮に削除させて頂きました。」
どんな事情があっても、嫌がらせには違いない。しかもせこい。そして「週女」記事には安田が所属していた事務所「株式会社アーティストハウスピラミッド」の表記はない。これもちょっとした芸能事務所への配慮、忖度か。