サイゾーウーマンコラム仁科友里「女のための有名人深読み週報」“高校受験”子どものプライバシーと大人の責任 コラム 仁科友里の「女のための有名人深読み週報」 ジャガー横田の息子・大維志くんと秋篠宮家・悠仁さまの“高校受験・進学”に思う、子どものプライバシーと大人の責任 2022/03/10 22:00 仁科友里(ライター) 女のための有名人深読み週報 秋篠宮家の「皇室私的利用」のイメージが、悠仁さまへの批判につながる? 同記事によると、悠仁さまは福岡県北九州市が主催した「第12回子どもノンフィクション文学賞」の佳作に選ばれたが、不適切な引用と参考文献の記載漏れが指摘されたという。同誌が宮内庁報道室に確認したところ、「ご指摘に感謝します」とミスを認めたそうで、「この旅行記は、悠仁親王殿下が、自らいろいろな文献等をお調べになり書かれましたが、参考文献の記載が十分ではなかったと振り返っておられました」という悠仁さまのコメントも紹介している。 普通の中学生なら“うっかりミス”で済む可能性もあるが、秋篠宮家に「皇室の私的利用を許した家」というイメージを持つ人々は、そう受け止めないだろう。ヤフーニュースのコメント欄には「またズルをしたのか」「賞を取り消すべきだ」といった批判的な書き込みが多く、“提携校制度”を使った高校進学に絡めて「不信感が募る」「優遇されているようにしか見えない」などの厳しい声もある。 日本のテレビや新聞は、この件についてそれほど大きく取り上げなかった。しかし、「女性自身」22年3月15日号(光文社)によると、海外では大きく報じられたそうだ。それを踏まえ、同誌は「中学生の作文とはいえ、著作権侵害であることは明らかです。生物学に関心があるという悠仁さまですが、研究者を目指されるのではあればなおさら注意すべきことのはずです」という、皇室担当記者の見解を掲載した。 確かに、うっかりミスであっても、いけないことには間違いはない。けれど、責められるべきは悠仁さまなのだろうか。 次のページ 秋篠宮家・悠仁さまを非難する前に、責任を問われるべきは誰か? 前のページ12345次のページ 楽天 セブンネット 父と息子VS.母のお受験バトル 偏差値40台からの超難関中学への大挑戦 関連記事 カズレーザー、最大の魅力は「自意識に振り回されないこと」? オープンカーを“笑う”芸人との違い千原ジュニア、渡部建に「土下座させる」発言は時代にマッチしていない? 芸人としての「覚悟」に思うこと有働由美子アナ、平野歩夢選手へのセクハラ発言に思う「自虐キャラ」から「老害キャラ」にならないための方法アンジャッシュ・渡部建、復帰前の今必要なことは何か? 「ゼロから頑張る」宣言の前に必要なもの桝太一アナウンサー、日テレ退社で「一人勝ち」か? 「的確に科学を伝える」転身が受け入れられるワケ