小室眞子さん「鉄の意思」夏目三久「愛を貫き引退」瀬戸内寂聴「偉大な99年の生涯」……2021年の“女”を斬る!
「女性週刊誌ぶった斬り!」を連載中の、伝説のスキャンダル雑誌「噂の真相」の元デスク・神林広恵が、今年世間を騒がせた女たちを斬る!
年末に神田沙也加の急死という衝撃ニュースで幕を閉じた感のある2021年の芸能界。そして新型コロナ感染拡大の今後も、まだまだ予断を許さない状況だが、今年もさまざまな女性たちが話題に。ということで恒例、年末番外編として極私的に「2021年の女」3人を選んでみた。
1位 小室眞子さん
2021年、世間の注目と心配と話題をかっさらったのは、何と言っても小室眞子さんだろう。すったもんだの末に小室圭さんとついに結婚を果たし、念願のニューヨーク生活を始めたが、ここにたどり着くまでには紆余曲折、波乱万丈の連続だった。
その根本的原因は、17年に発覚した圭さんの母親・佳代さんの金銭問題にあった。“金”を巡って、貸し付けたとする元婚約者と贈与と主張する佳代さん側とで意見の対立があったことで、長い間解決がなされなかった。そして世間やマスコミは小室親子を大バッシング、“眞子さまにふさわしくない”“結婚なんてありえない!”といった批判の声が多数を占めたのだ。そんな状況が長らく続いたわけだが、今年事態は大きく動いた。4月、圭さんが28ページもの釈明文書を発表、そして2人が結婚することが公表されたのだ。
10月には2人そろっての結婚会見が行われたが、ここでも大きな衝撃が。世間が小室親子バッシングの根拠としてきた金銭問題、そして圭さんの18年の“突然の留学”だが、それは圭さんというより、眞子さんの意思が大きく働いてきたことが眞子さんの口から語られたから。
「婚約に関する報道が出て以降、圭さんが独断で動いたことはありませんでした」
「圭さんのお母様の元婚約者の方への対応は、私がお願いした方向で進めていただきました」
「圭さんの留学については、圭さんが将来計画していた留学を前倒しして、海外に拠点を作ってほしいと私がお願いしました」
まさに眞子さん主導であり、そして“鉄の意思”を貫いた末の結婚だということを改めて印象付けた言葉だった。そして皇室という特殊な世界から逃亡したいという強い意思も。
今後の皇室、天皇制のあり方にも一石を投じた形になった眞子さんの結婚だが、さらなる問題が控えている。そう、妹ぎみの佳子さまの結婚問題だ。年末には小室家の金銭問題をスクープした「週刊女性」が、佳子さまの恋人の存在を報じるなど、その身辺が騒がしくなる予感。22年は佳子さま結婚問題が本格的に浮上する、かも!?