仁科友里の「女のための有名人深読み週報」

熱愛報道のSHELLYと「マンションを売った」新恋人に抱く疑問――「離婚は失敗」じゃないが、恋愛はマイナスになる?

2021/10/08 13:30
仁科友里(ライター)

SHELLYには「離婚は失敗」という固定概念を打ち砕いてほしい

 人は誰しもバイアスをかけて、物を見ているといえる。たとえば「1日3時間しか勉強しない主義」の人が東大に合格すれば「地頭がいい」「能率がいい」と褒めそやされるだろうが、不合格の人が同じことを言えば「もっと勉強しろよ」とあきれられる可能性が高い。同様に、離婚した人が「離婚は失敗じゃない」と言うと、「負け惜しみ」とか「プライドが高い」と受け止められることもある。成功者以外の話に耳を傾けないのは、世の常だ。

 そういう固定観念を打ち砕くためにも、SHELLYには形にこだわらず、けれどいろんな方向に気を配って、円満な恋愛をしてほしいと思うのは、私だけではないはずだ。だからこそ一言言いたくなってしまったが、体に気を付けて、今後も頑張っていただきたい。 

仁科友里(ライター)

仁科友里(ライター)

1974年生まれ、フリーライター。2006年、自身のOL体験を元にしたエッセイ『もさ子の女たるもの』(宙出版)でデビュー。現在は、芸能人にまつわるコラムを週刊誌などで執筆中。気になるタレントは小島慶子。著書に『間違いだらけの婚活にサヨナラ!』(主婦と生活社)、『確実にモテる 世界一シンプルなホメる技術』(アスペクト)。

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最終更新:2021/10/08 13:30
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早まっても良いことないよ