意外なヒット作誕生?

日テレSPドラマ『バンクオーバー!』は「くだらないしカオスだけど面白い」!? 間宮祥太朗の演技も高評価

2021/09/26 15:00
サイゾーウーマン編集部
『バンクオーバー! 〜史上最弱の強盗〜』(日本テレビ系)公式サイトより

 9月19日から2週連続で放送されるスペシャルドラマ『バンクオーバー! 〜史上最弱の強盗〜』(日本テレビ系)が、ネット上で話題を集めている。

 間宮祥太朗が主演を務め、19日と26日に前後編として放送される同作。前編では、手ぬぐい工場の経営者である佐助(間宮)は、妹の小春(貴島明日香)が罹患した難病の手術代を工面するため、怪しい高額バイトをあっせんしてもらうことに。その業者に手術代の1,000万円を先払いしてもらい、小春の交際相手・若松(ラランド・ニシダ)に渡すも、彼は行方をくらませてしまう。

 その後、高額バイトのあっせん業者から聞かされた仕事内容は、なんと「銀行強盗」。手ぬぐい工場の従業員であるコワモテの田尻(長江英和)とコンビを組んで銀行に押し入ったものの、なんとそこには、すでに別の銀行強盗が押し入っていて……といった内容だった。

「“新感覚サスペンス・コメディ”を謳う同作ですが、その構成が独特でした。先に銀行を襲撃していた強盗の剛田マサル(蟹江アサド)と骨川ワタル(星野ルネ)や、襲撃された銀行の支店長・鈴木則久(阪田マサノブ)、潜入捜査中の警察官・大木さくら(上白石萌歌)、大木の不倫相手で上司の山根広務(袴田吉彦)など、ほとんどの登場人物に“裏事情”があり、物語が進むにつれ、そのいきさつが一人ひとり明かされていくというドラマでした。ドタバタコメディーでありながら、きっちりと伏線を回収していくスタイルは、“怪作”と呼ぶにふさわしいでしょう」(芸能ライター)

 この奇抜な作品に対し、ネット上では「ベタでコントみたいな展開の連続が面白かった!」「くだらないしカオスだけど、それが逆に面白い」「内容はめちゃくちゃなのに笑えるし、どんどん伏線が回収されてすごい」といった声が寄せられ、おおむね好評な様子。「後編が楽しみ、早く見たい!」「どんなオチになるんだろう?」などと期待している視聴者も多い。


「中には、『間宮祥太朗の演技が安定してていい』『間宮さんの演技がうまいから、コントじゃなくてちゃんとドラマになっていた』といった感想も。最近では、今年7月に公開された大ヒット映画『東京リベンジャーズ』で物語のキーパーソンを務め、冷酷で狂気的な役を見事に演じて話題になっていましたが、『バンクオーバー!』は打って変わってコミカルな演技を見せており、そのギャップと振り幅も間宮の持ち味だといえそうです」(同)

 26日放送の後編では、どんな“カオス”が繰り広げられ、どういう結末を迎えるのか楽しみにしたい。

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最終更新:2021/09/26 15:00
日テレドラマ特有のチープさとうまくかみ合ってる感じ