【管理栄養士が厳選「ズボラ飯」のススメ】

ドトール・タリーズ・コメダ、モーニングメニュー格付け“2021年最新版”! 第1位は「追加オプションが多い」あの店

2021/08/27 21:00
猪坂みなみ(いのさか・みなみ)

 「おいしいごはんが食べたい、でも自炊するのはめんどくさい!」そんなズボラ女子の救世主といえば、コンビニ・ファミレス・ファストフード! 毎日の食事をおいしく楽チンにするため、管理栄養士・猪坂みなみ先生に、さまざまなテーマに合わせた「おすすめメニュー」を聞いちゃいます。

3大コーヒーショップ、モーニング格付け“2021年最新版”発表!

写真ACより

 忙しい朝にパッと食べられて重宝するのが、コーヒーショップのモーニングセット。この連載でも何度か取り上げていますが、今回はあらためて、「ドトールコーヒー」「タリーズコーヒー」「コメダ珈琲店」のモーニングメニューを比較し、“2021年最新版”格付けを実施! 日々進化している各店のメニューから、管理栄養士・猪坂みなみ先生に“おすすめ”を教えてもらいました。


 
――まずは「朝食」の知識について教えてください。コーヒーショップのモーニングメニューは「パン」がメインですが、朝食は「ご飯」と「パン」どちらがいいのでしょうか? 
 
猪坂みなみ先生(以下、猪坂) 食事の際に栄養バランスを整えやすいという点では、ご飯をメインとした和食のほうがおすすめです。パンは“パンだけ”で食事が成り立っているように感じられるので、トーストや菓子パンのみで朝食を済ませる人も多いのでは。しかし、それだとタンパク質や野菜が不足してしまうので、栄養バランスとしてはあまり良くありません。

 また、ご飯は粒状でよく噛んで食べるので、パンよりも早食いを防止できるメリットもあります。早食いの人のほうが肥満の割合が高いというデータもあるため、肥満予防のためにも、よく噛んでゆっくり食べることは有効です。さらに、ご飯はパンより血糖値をなだらかに上昇させて、長時間維持してくれるため、腹持ちが良いという特徴もあります。

 とはいえ、朝は時間がない人も多いと思いますし、朝食として和定食を食べられる外食店も多くない。そう考えると、手軽に食べられるパンを活用することは、現実的な選択肢だといえます。朝食を抜くと脳や体がエネルギー不足となり、効率よく1日の活動をスタートすることができないので、ご自身のライフスタイルに合わせて、何かしらで栄養補給することが大事です。


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