サイゾーウーマン神林広恵「女性週刊誌ぶった斬り」小泉進次郎と東出昌大、「女性自身」で報じられた内容がちょっと気の毒になるワケ 男性アイドル “噂の女”神林広恵の女性週刊誌ぶった斬り!【第565回】 小泉進次郎と東出昌大、「女性自身」で報じられた内容がちょっと気の毒になるワケ 2021/08/17 21:00 神林広恵(ライター) 女性週刊誌ぶった斬り!男性タレント 丸川珠代五輪担当相「不要不急かは本人が判断すべきだ」と発言 そもそも考えてみれば、こんなことが議論になるのは、「不要不急」の定義を政府が曖昧にしたままだからだ。しかも、ご都合主義で。例えば先日、IOCのバッハ会長が銀座をお散歩したことが話題になったが、これに対し丸川珠代五輪担当相は、「不要不急かは本人が判断すべきだ」と発言し物議を醸した。つまり、“不要不急”とは国民誰しもが“個人的に勝手に判断すること”であり、しかもその結果は、“自己責任”というわけだ。政府の無責任さがこうした混乱を招いたと言える。 だから、進次郎が家族総出で美容院に行ったことを、進次郎個人の“特権”“上流”批判に安易に落とし込むだけでなく、政府のコロナ対策の無策無責任ぶりにまで踏み込んでほしかった。そんな意味で、進次郎を“気の毒”と表したが、進次郎の家族ネタやその動向は今後も当然、話題になるだろうし、するべきだと思う。 2年前の結婚発表の際、首相官邸をわざわざ2人で訪れ、当時の安倍晋三首相に結婚を報告、そのまま官邸で揃って取材に応じ、“結婚会見”までした有名夫妻だ。生まれた長男も小泉家という政治家一族の跡取り有力候補でもある。ヘアカットは女性週刊誌らしい切り口ではあるが、しかし今回はやはり無理やり感が――。残念。 次のページ “主演映画”のオファーを断った東出昌大 前のページ123次のページ 楽天 小泉進次郎と権力 関連記事 綾瀬はるか、韓流タレントのノ・ミヌと“破局”報道! 熱愛記事からバッシングまで全てはホリプロの作戦だった?篠原涼子、離婚発表3日前の“最後の晩餐”をとらえた「女性セブン」のすごい写真!篠原涼子、福原愛、熊田曜子……「母は子どもと一緒にいるべき」バッシングする女性週刊誌と「親権を失った母」への冷たい目福原愛を“母親失格”バッシングする「女性セブン」、悪意あるタイトルが「不条理」すぎる理由ジャニー喜多川さんが逝って2年、ジャニーズが世界進出できなかった原因と皮肉な変化