“噂の女”神林広恵の女性週刊誌ぶった斬り!【第565回】

小泉進次郎と東出昌大、「女性自身」で報じられた内容がちょっと気の毒になるワケ

2021/08/17 21:00
神林広恵(ライター)

“主演映画”のオファーを断った東出昌大

 そんな「女性自身」が取り上げたもう一つのネタが東出昌大だ。不倫、離婚以降、メディアにボコボコにされ続けた東出だが、今回のネタは、ちょっと気の毒だと思うのだ。

 その内容は東出に騒動以降、役者としては意外と順調だという東出が“主演映画”のオファーを断ったというもの。不倫騒動で3億円ともいわれる違約金が発生した上、そのイメージダウンからCMオファーも途絶えた東出。さらに3人の子どもたちの養育費が「月1人1万円」との報道もある中、“仕事を選んでいる場合か!”というのが東出に対する「自身」記事の批判内容だ。

 これまたおっしゃる通り。しかし、記事で紹介されるその映画の内容を聞くと、ちょっと気の毒になるのだ。

「育児を任せきりにしていた妻が事故で意識不明になった後、児童養護施設に子供を預けてしまう“ダメ夫”が主人公」

 いや〜、いくら金銭的に困っていても、今こんなオファーを受けたら、その後の仕事に影響するだろうし、さらなるイメージダウンも必至では、というストーリー。だからなのか、事務所が総合的に判断して断ったと記事にはある。まあ、仕方ない。そんな事情も踏まえた上で、それでも「自身」はこう東出を糾弾した。


「杏さんにとっても『何様!?』との思いはあるでしょう」

 自業自得だが、ちょっと気の毒。

 そんな男たち2人を尻目に、なんだか明るい未来が見えてきているのが、不倫疑惑の末に離婚が成立した福原愛だ。福原は8月5日に中国のネットメディアで離婚後初の単独インタビューに応じたという。そして記事では、現在でも中国で絶大な人気を誇っている福原が中国本土で活動した場合の推定年収を算出している。その額10億円なり! 巨大マーケット中国を味方につける福原。頑張れ!

神林広恵(ライター)

神林広恵(ライター)

伝説のスキャンダル雑誌「噂の真相」(噂の真相)の元デスク。著書に『噂の女』(幻冬舎)、共著に"『日本を脅かす! 原発の深い闇』『木嶋佳苗 法廷証言』(共に宝島SUGOI文庫)などがある。

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最終更新:2021/08/17 21:00
小泉進次郎と権力
不要不急がいまだ定義されないって異常じゃない?