サイゾーウーマンコラム神林広恵「女性週刊誌ぶった斬り」小室さん叩き目的の妄想記事 コラム “噂の女”神林広恵の女性週刊誌ぶった斬り!【第555回】 「小室圭さんバッシング」のために“妄想”ニュースを作り上げる、「女性セブン」と「週刊女性」 2021/06/08 21:00 神林広恵(ライター) 女性週刊誌ぶった斬り! 「女性自身」の正当的な芸能ネタ 今週は芸能ネタでも“臆測”記事が多かった。たとえば、嵐・大野智が恋人との京都旅行をすっぱ抜かれて周囲に疑心暗鬼になっている記事(週女)とか、適応障害で芸能界を休業した深田恭子だが、同じ事務所の綾瀬はるかとの葛藤があった(セブン)とか。そんな中、愚直にまっとうに取材して、張り込みして写真も押さえて、という正当的な芸能ネタを掲載しているのが「女性自身」だ。 昨年8月「自身」がスクープした篠原涼子と市村正親との別居だが、それから10カ月、いまだに別居は続行中らしい。そんな様子を「自身」が追っている。まずは篠原のドラマロケ現場(写真あり)、その後、一人で暮らす別宅マンションに篠原が帰宅する様子(写真あり)、そして篠原不在の中、長男を学校に送る市村の姿(写真あり)、そして“一時帰宅”した篠原が長男の習い事に同伴、手をつなぎながら歩く様子(写真あり)――。 いろんな写真をきちんと押さえている「自身」。グッドジョブだ。しかも、仕事後、ビールを片手に食料品が入ったビニール袋を持ち、俯き加減で帰宅する篠原の後ろ姿の写真は哀愁さえ感じられるもの。 推測と妄想ばかりで正統的な芸能記事が少なかった今回の女性週刊誌の中で光る1本だった。 次のページ 「あのとき、私は……」連載に仰天 前のページ1234次のページ 楽天 フェイクニュースの見分け方 関連記事 東出昌大の「養育費月1万円」は不当か否か? 「女性セブン」のバッシングと「週刊女性」の擁護、そして事務所の存在有村昆“不倫未遂”の詳細すぎる会話、写真、掲載時期……「女性セブン」の不可解な続報記事コブクロ・黒田俊介の“ダサすぎ不倫”に見る、女性スキャンダルを暴かれる有名人の「共通点」小室圭さんへのバッシングに奔走し、元婚約者の証言を一方的に信じる女性週刊誌の矛盾長谷川博己の亡父への思い、戸田恵子や松坂慶子の介護、チェッカーズ昔話……「日本の高齢化」を反映する女性週刊誌