[インタビュー]

2021年、マニアが選ぶ「狙い目のレア福袋」は? 抽選販売が増加……争奪戦に勝利する“コツ”を伝授!

2020/12/27 17:30
サイゾーウーマン編集部

福袋争奪戦を制するための、来年ならではのコツは?

写真ACより

 ネット販売が多いだけに、例年よりも多くの人が“福袋争奪戦”に参加することも予想される21年の福袋だが、戦いを勝ち抜くコツはあるのだろうか?

「ポイントは、“抽選形式の場合は、とりあえず応募してみる”こと。そして、外れた場合も、“売り場をすぐに離れない”ことです。当選した人全員が商品を引き換えにくるわけではありませんから」

 恩田氏は2016年の暮れ、「プランタン銀座」が閉店セールを行った際、取材に訪れたそうだが、整理券をもらうのに徹夜して列に並ばなければいけないほど人気の福袋でも、商品を受け取りに来ない人が何人かいたとのこと。「店の担当スタッフも『なぜ引き取りに来ないのかわからない……』と困惑していました」と振り返る。

「引き換え時間になっても取りに来ない人がいた場合、再抽選になったり、先着順で販売される可能性もありますから、抽選に漏れても諦めないでください。特に販売個数の多い食品系の福袋は、引き換え時間を過ぎたあたりに店舗に行ってみると、“残り物には福がある”ということわざがあるように、意外な掘り出し物に出会えるかもしれませんよ」

 さらに恩田氏は、抽選販売について、「開店するまでずっと同じ場所で待機していなければならなかった先着販売とは違い、その場を離れてほかの売り場の列に並ぶことが可能になるかもしれない」とも語る。


「早朝から列に並ぶという人は、目当ての福袋を購入できるチャンスが例年より広がる場合もあると思います。こまめに情報を収集しながらとにかく現場に足を運んでいろんな売り場を回れば、気になっていたけどいつもは買えなかった福袋がゲットできるでしょう」

 恩田氏のアドバイスを参考に、2021年ならではの“福”を手に入れてみてはいかがだろうか。

恩田ひさとし(おんだ・ひさとし)
フリーライター。ホームページ「福袋研究会」管理人。上智大学外国語学部卒業。予備校講師、出版社の編集者を経て執筆業に。教育、スポーツ、メディア、ITなど、幅広い分野で執筆活動を展開中。

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最終更新:2020/12/27 17:30