[インタビュー]

2021年、マニアが選ぶ「狙い目のレア福袋」は? 抽選販売が増加……争奪戦に勝利する“コツ”を伝授!

2020/12/27 17:30
サイゾーウーマン編集部

2021年の「狙い目福袋」はコレ!

 ネット販売に注力する百貨店が多いという2021年の福袋。その中で、恩田氏が特におすすめする3つの福袋を紹介していきたい。

■松屋銀座「リタズダイアリー 招福袋」(税込み1万1,000円)
*販売方法:店頭にて抽選、1月2日午前11時~12時に店頭にて抽選券配布。販売個数:限定70袋、総額:約10万円相当

「リタズダイアリー」は、“リタ”という架空の女性のクローゼットをイメージした、松屋オリジナルのレディースセレクトショップ。大人のフェミニンを追求した、話題性の高いジャパニーズブランドを中心に扱っており、このお店の福袋は松屋銀座を代表するアイテムだとか。恩田氏は、「婦人服をよく買う人であれば、“日本で一番いい福袋”という認識を持っているはず」と絶賛する。

「例年であれば、開店1分ほどで完売してしまうほど人気が高い福袋です。始発で行っても買えない場合があるため、なかなかおすすめしにくい福袋なんですが、今回は混雑を避ける目的で“抽選形式”で販売されるので、運次第で手に入れることができるんです。“普段なかなか買えない福袋が手に入る絶好のチャンス”という意味でも、この商品を一番におすすめしたいです」

 なお、抽選券は、1月2日午前11時~12時の間に店頭にて配布され、午後1時から松屋銀座8階のイベントスクエア、またはウェブサイトで当選発表が行われるそう。抽選券の配布時間に到着していれば誰でも購入のチャンスを得られるため、朝イチでお店に向かい、寒い中長時間待機列に並ぶ必要がないのは、購入者にとってはありがたい計らいだろう。


■東武百貨店 池袋本店「旬のフルーツのサブスク福袋」(税込み2万210円)
*販売形式:ホームページまたは地下1階 8番地 応募ボックスにて抽選、販売個数:5点、総額:約6万4,800円相当

 近年増えてきているという、定額料金を支払うことで、一定期間のサービスが受けられる「サブスクリプション」(以下、サブスク)。これをうまく利用した例」として恩田氏が挙げたのが、1924年創業の果物専門店・フルーツショップ青木が販売するこの福袋。天使音マスクメロン、あまおう、淡雪、横須賀みかんなど、フルーツマイスターが厳選する5,400円(税込)相当の旬のフルーツを、12カ月間、毎月味わうことができるという。

「総額6万4,800円相当のフルーツを、約4万5,000円分安く購入できます。こういった目玉の福袋は、ドンと6万円分の商品を一気に販売するケースが多いんですが、この福袋は、毎月15日以降の希望日に、店頭または配送で受け取るというシステムのため、食べきれずに腐らせてしまう心配もありません。1年間という長いスパンで楽しめる、お得な福袋です」

■西武池袋本店「お得なペアお食事福袋」2,000円コース、5,000円コース
*販売形式:8階(北B2)レストランご案内横の応募ボックスにて 抽選、販売個数:西武池袋本店にある24のレストランで各10組 、計240組分

 さらに、恩田氏が「今年ならでは」と注目するのが、西武池袋本店が販売する食事券の福袋。2,000円と5,000円の2種類のコースがあり、チケット1枚で2名分の食事ができるという。


「こういった金券タイプの福袋は、例年、2万5,000円や5万円など、もう少し金額が高く設定されているんです。抽選販売の割には地味な福袋のように感じるかもしれませんが、2,000円コースだったら1人1,000円、5,000円コースだったら1人2,500円と、半分の値段で食事ができるわけですから、西武池袋本店の福袋の中では一押しですね。レア商品が含まれることが多い抽選系の福袋はお得感を感じられる一方で、販売数が少ないケースがほとんど。240組という抽選にしては異例の数を用意しているこの福袋は、(応募数にもよりますが)当選確率が高い可能性があります」