サイゾーウーマンコラム神林広恵「女性週刊誌ぶった斬り」デヴィ夫人が失言・炎上を繰り返しても消えないワケ――使い続けるテレビ局の“本音”と女性週刊誌のスタンス コラム “噂の女”神林広恵の女性週刊誌ぶった斬り!【第530回】 デヴィ夫人が失言・炎上を繰り返しても消えないワケ――使い続けるテレビ局の“本音”と女性週刊誌のスタンス 2020/11/10 21:00 神林広恵(ライター) 女性週刊誌ぶった斬り! 『鬼滅の刃』花江夏樹の批判記事が気の毒なワケ ついに、ネガティブネタが! 歴史的大ヒットとなりつつあるアニメ『鬼滅の刃』だが、主演声優に関する批判記事が「週女」に掲載された。記事によると主人公・竈門炭治郎役の声優・花江夏樹が、殺到する取材に対し、そのほとんどを受けずNGに。しかも受けるにも条件があり、それが“過去のインタビュー記事すべてに目を通す”“過去記事と同じ質問をしない”というもの。そのため業界内では“すっかり天狗になっちゃった”と評判なんだとか。 こうした指摘がアニメ専門誌の編集者や映画ライターから寄せられたらしいが、いやいや、額面通りには受け取れない。おそらく、うんざりしたんだろうな。アニメが大きく注目されたことで、花江に押し寄せた数限りない質の低い取材、同じような質問の数々に。そもそも過去のインタビュー記事に関し、全てとはいかなくてもある程度目を通すのは取材者としては当然だし、その上で取材に望めば、相手もそれをきちんとわかるから、真摯に答えてくれるはずだ。そんな下準備を“無茶”だという連中。 しかも社会現象のようになった『鬼滅』のこと、時にはアニメや声優についての知識もない取材者だっているだろう。そんなのが話題性だけでわんさか押し寄せたら、花江が嫌になるのは当然だ。そもそも花江を貶すコメントを出している匿名の映画ライターはこんなことをしゃべっている。 「ハリウッドの超大物だって、そんなこと絶対に言いません。映画の宣伝で来日したら、取材で何度同じ質問されてもすべて笑顔で答えますよ」 短期来日での集中取材と花江のケースを一緒にすることもおかしいが、その上で自分たちが「何度も同じ質問をしている」ことをまるで“当然”のように開き直るこの感覚。それでもって“天狗”とか陰口をたたかれる花江が気の毒だ。 元TOKIO山口達也の“異変”について「女性自身」が伝えている。10月下旬の昼過ぎ、都内郊外の貸し倉庫に山口の荷物が業者によって大量に運び込まれた。その荷物の中には山口が大切にしていたであろうサーフボードやベースを収納した楽器ケースもあったという。そして、なぜそんな宝物を貸し倉庫に? と「自身」は推理しているのだが、そもそもこの荷物がなぜ山口のものだとわかったのだろう。本人はこの現場には姿をあらわしてもいないのに。引越しあるあるネタ元か。 前のページ12 神林広恵(ライター) 伝説のスキャンダル雑誌「噂の真相」(噂の真相)の元デスク。著書に『噂の女』(幻冬舎)、共著に"『日本を脅かす! 原発の深い闇』、『木嶋佳苗 法廷証言』(共に宝島SUGOI文庫)などがある。 記事一覧 最終更新:2020/11/10 21:00 楽天 Yahoo セブンネット 選ばれる女におなりなさい デヴィ夫人の婚活論 百害あって一理なし 関連記事 伊藤健太郎、渡部建、徳井義実の転落に見る、予測不能な「芸能界復帰」への道郷ひろみ、中居正広による「ジャニーさん追悼企画」――元ジャニーズが象徴する「芸能界の変化」嵐の「ラストライブ」と石原さとみの“セレブ夫”、女性週刊誌がこぞって報じる内容を比較山下智久、「週刊女性」が繰り返し報じる“ジャニーズ事務所退社”説と“未成年女性の謝罪書面”の意味竹内結子さん追悼特集で、芸能人の環境変化と芸能界の問題を指摘する「女性セブン」 次の記事 山下智久退所、ジャニーズは納得していない? >