サイゾーウーマン暮らしトレンド「松屋」の定食は高カロリー!? 暮らし 【管理栄養士が厳選「ズボラ飯」のススメ】 【牛丼チェーン】「松屋」の定食、4品を徹底調査! 「カルビ焼肉」の“落とし穴”を管理栄養士が指摘 2020/04/24 21:00 川村郁子(管理栄養士) 管理栄養士が厳選「ズボラ飯」のススメ かおさんさんによる写真ACからの写真 「おいしいごはんが食べたい、でも自炊するのはめんどくさい!」そんなズボラ女子の救世主といえば、コンビニ・ファミレス・ファストフード! 毎日の食事をおいしく楽チンにするため、“お酒とおつまみ大好き”管理栄養士・川村郁子先生に、さまざまなテーマに合わせた「おすすめメニュー」を聞いちゃいます。 「松屋」の定食は高カロリー!? 自宅にいても消費できるかチャレンジ! 新型コロナウイルス感染防止のため、外出自粛が続き、運動不足な方も多いのでは? しかし、ほとんど動いていなくても、なぜかおなかは空くものです。バランスよく、手軽に食事をしたいときに重宝するのが、テイクアウトのお弁当や定食。今回は、「松屋」の定食メニューに注目して、カロリーを分析。さらに、自宅にいながら食事のカロリーを消費する方法を、管理栄養士の川村郁子先生に聞きました。 ――20〜40代女性の場合、1日に摂取してもよいカロリーはどれくらいなのでしょうか。 川村郁子先生(以下、川村) 農林水産省によると、女性の20~40代であまり運動しない人の場合、摂取カロリーの目安は1,400~2,000kcalだとされています。今、外出自粛せざるを得ない状況を考えると、ほとんどの方が「運動できていない」と言えると思いますので、今回はこの数字を基準に考えていきましょう。 ――1日3食、合計2,000kcal分食べる前提で考えると、1食分は666kcalとなります。しかし、松屋の定食は700~900kcalが多いですね。 川村 実際のところ、まったく同じメニューと量を3回食べるわけでもないので、昼はしっかりめに松屋の定食、朝と夜は軽めに済ませる、というふうに調整すれば大丈夫ですよ。 松屋公式サイトより 松屋の定食メニューは、やはりお肉を使ったものが多いですが、「牛焼肉定食」が766kcal、「カルビ焼肉定食」が902kcalです。タレの糖分などにより、「カルビ焼き定食」のほうがカロリーが高くなると考えられますが、そもそも、カルビは脂肪の多いバラ肉なので、その分高カロリーになりやすいので注意です。 ――ハンバーグを使ったメニューも2種類ありますが、「ブラウンソースハンバーグ定食」(853kcal)に卵がついただけの「ブラウンソースエッグハンバーグ定食」(941kcal)は、100kcal近くカロリーがアップしていて衝撃です。 松屋公式サイトより 川村 卵は1個当たり60gとした場合、91kcalもあります。ただ、卵は非常に栄養価の優秀な食品で、タンパク質、ビタミンB群やビタミンA、鉄やマグネシウム、亜鉛など、不足しがちな栄養素を摂取することができます。カロリーを見ると驚くかもしれませんが、多く取りすぎた分を別の食事で調整すればいいので、栄養が不足しがちな方には、卵をトッピングするのもおすすめですよ。 ――「松屋」以外にも、テイクアウト商品などを注文する際は、どんなことに気をつけてメニューを選ぶとよいのでしょうか。 川村 テイクアウトやレトルト食品が増えると、脂質や塩分が過剰になりやすく、反対に食物繊維やビタミンCなどが不足しやすくなります。不足しがちな栄養を補うには、メインのおかずと主食のほかに、サラダをプラスしたり、豆の缶詰などを組み合わせたりするといいでしょう。 また、自宅にこもっていると日光に当たる機会が減り、ビタミンD不足になることがあります。ビタミンDは魚介類に多く含まれているので、お肉ばかりに偏らないよう、お魚も選ぶようにしましょう。また、ビタミンDは紫外線にあたることで、体内で生産されます。数十分でもいいので、お庭やベランダに出たり、窓を開けたりして、紫外線を浴びるようにしてください。 次のページ 自宅で「牛焼肉定食」のカロリーは消費できるのか!? 12次のページ 楽天 Yahoo セブンネット NHKテレビ体操 ?ラジオ体操 第1/ラジオ体操 第2/みんなの体操/オリジナルの体操/リズム体操?(DVD) 関連記事 【牛丼チェーン】「吉野家」「松屋」「すき家」徹底比較! 管理栄養士が“1位”に選んだ店舗は?【コンビニ飯】ファミマ「アラサー必見」惣菜ベスト3! 管理栄養士が選ぶ“ちょい足し”メニュー【コンビニ飯】ローソンのパスタ「意外に優秀!」な“ベストメニュー”を管理栄養士がピックアップ【セブン-イレブン】カップ麺は「さばだし塩ラーメン」「タンメン」が正解! 管理栄養士が選ぶベスト2【ジョナサン】ファミレス飲みの“穴場”発見! 「最強セット」ベスト3を管理栄養士が解説