【管理栄養士が厳選「ズボラ飯」のススメ】

【ジョナサン】ファミレス飲みの“穴場”発見! 「最強セット」ベスト3を管理栄養士が解説

2020/03/20 21:00
川村郁子(管理栄養士)
胡麻油さんによる写真ACからの写真

 「おいしいごはんが食べたい、でも自炊するのはめんどくさい!」そんなズボラ女子の救世主といえば、コンビニ・ファミレス・ファストフード! 毎日の食事をおいしく楽チンにするため、“お酒とおつまみ大好き”管理栄養士・川村郁子先生に、さまざまなテーマに合わせた「おすすめメニュー」を聞いちゃいます。

「アラサー女子ファミレス放浪記」~ジョナサン編~ 本気で飲める“穴場ファミレス”を発見! 

 サイゼリヤ、ガストと“ファミレス飲み”メニューをご紹介してきましたが、意外と知られていない穴場を発見しました! 「軽く一杯」から「本気飲み」まで、お酒を存分に楽しめるのが「ジョナサン」。幅広いメニューの中から、条件に合った“ベストセット”を管理栄養士・川村郁子先生にご紹介いただきました。※値段はすべて税別。

【「ローカロリー」なベストセット】
「サントリー角ハイボール」(66kcal)×「ヘルシー赤身のローストビーフ」(165kcal)

ジョナサン公式サイトより

――カロリーを抑えたいとき、お酒は何を選べばよいのでしょうか?

川村郁子氏(以下、川村) ジョナサンで選べるお酒の中では、「サントリー角ハイボール」が1杯あたり66kcalと控えめなので、カロリーを抑えつつお酒を楽しみたい方におすすめです。「たっぷり!凍結レモンサワー」は1杯あたり200kcalですが、氷代わりに冷凍レモンが入っているので、ビタミンCを少し摂取できるのがうれしいポイント。ビタミンCはアルコールの分解を助ける成分なので、この組み合わせは利にかなっているといえます。


 ちなみに、「サントリー ザ・プレミアム・モルツ 生ビール(ジョッキ)」は141kcalなので、決して高カロリーではないです。しかし、ビールは糖質が高めなので、気になる方は低糖質のハイボールを選ぶといいかも知れません。とはいえ、ハイボールが「太らないアルコール」ということではないので要注意。いずれにしても、飲みすぎればカロリーオーバーにつながりますので、適量を楽しむようにしましょう。

――カロリーに気をつけるなら、どんなおつまみがおすすめですか?

川村 「ヘルシー赤身のローストビーフ」がピッタリではないでしょうか。カロリーが165kcalと低く、肉の中でも脂質が比較的少ない赤身を使っています。タンパク質やビタミンB群を摂取しながら、カロリーを気にせずお酒を楽しめる、優秀なおつまみかと思います。ハイボールやレモンサワーはもちろん、赤ワインなどとも合いそうですね。

【「圧倒的高コスパ」なベストセット】
「ハウスワイン(赤・白)」(99円)×「モッツァレラのカプレーゼ」「サーモンマリネ」(いずれも250円)

ジョナサン公式サイトより

――とにかく安く、かつ栄養価も気にする人におすすめのメニューを教えてください。


川村 99円の「ハウスワイン(赤・白)」+250円の「モッツァレラのカプレーゼ」か「サーモンマリネ」の組み合わせは、お酒+おつまみ1品で500円以下に抑えることができます。どちらの前菜も、チーズやサーモンなどタンパク質と野菜が摂取できるので、栄養価的にもコスパの高いおつまみですね。

 その他、「オクラのオーブン焼き」「ほうれん草とベーコンのソテー」「なすとトマトのオーブン焼き」「蒸し鶏とたっぷりキャベツのおつまみコールスロー」(すべて250円)も、野菜が入ったお酒のおつまみとしておすすめ。特に、キャベツやトマトはビタミンCを含む食材ですので、お酒を飲むときには積極的に選びましょう。

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