サイゾーウーマンカルチャー女性誌レビュー「Domani」港区住民の子育てに衝撃 カルチャー [女性誌速攻レビュー]「Domani」4・5月号 「Domani」港区タワマン住民の「子育て」は時代逆行!? 「洗濯板を使わせる」意識の高さに衝撃 2020/03/21 16:00 島本有紀子(ライター) 女性誌レビューdomani 「Domani」4・5月号(小学館) 働くママ向けファッション誌「Domani」(小学館)4・5月号の特集は、「やってきました! ワー/ママもピッカピカ だけどドッタバタの新学期!」です。進学やクラス替えなど、子どもの環境が変わるこの季節、「Domani」が読者として想定するハイクラスなキラキラワーママにも、懸案事項が山盛りでドッタバタだそうです。早速、中身を見ていきましょう! <トピックス> ◎ワー/ママ川柳2020 ◎“はじめまして!”の『ママの日』メーク、『ワーの日』メーク ◎ごめんなさい(ハート)“世界でいちばん、おうち好き”なもので…。 直球すぎるワーママ川柳 最初に見ていくのは、「ワー/ママ川柳2020」です。「ピッカピカママによる全然ピッカピカじゃない働く母の心の叫び、集めてみました!」とのこと。「川柳はWEB Domaniおよび公式SNS、メールマガジン等で募集したものです」と注釈があるものの、投稿者の名前やペンネーム、年代などの情報は一切掲載されていないのが少し気になります。 取り上げられている川柳は「終わらない 仕事も家事も 子育ても」「終わりません 時短勤務に この仕事」「呼び出しは 仕事が大事な ときばかり」など、仕事と子育てを両立する大変さを単刀直入に訴えるものが多い一方、「義理母に 子守りを頼み アフリカへ」といった個人的作品、「すみません 1000回言って 早退す」といった、「せいぜい100回では」と無粋なツッコミを入れたくなる作品なども。 よく知られた川柳コンテスト「サラリーマン川柳」「シルバー川柳」の入賞作品のようなユーモア、ひねりがないことが一層、ストレートにワーママの余裕のなさを表現しているように感じ、読んでいて心配になりました。 次のページ 化粧の濃い人は「ママらしくない」? 123次のページ セブンネット Domani(ドマーニ) 2020年4月号 関連記事 「Domani」読モの年末年始に衝撃! 「リムジン女子会」「ビジネス書読破」キラキラワーママ見本市に「Domani」文京区ママの並々ならぬ “東大熱”! 「真のエリートとは……」熱弁に引いてしまうワケ「Domani」子どもの学校が「私立か区立か」でマウントを取り合う、渋谷区在住ママの恐ろしさ「Domani」登場の「世田谷ママ」はなぜキャラが薄い!? オシャレな街の知られざる凡庸さ「Domani」豊洲タワマンママ登場! 「子どものトートバッグ」でママ友選ぶ、恐るべき“価値観”