【ジャニーズJr.チャンネル便り】

美 少年のLA動画に嵐・松本の姿、活動自粛HiHi Jets・作間は「ストイック」!?【ジャニーズJr.チャンネル】

2019/09/15 21:00
中村チズ子

 ジャニーズ事務所が動画配信サイト・YouTubeに開設した「ジャニーズJr.チャンネル」。現在、Snow Man(水曜)Travis Japan(木曜)7 MEN 侍(金曜)美 少年(土曜)HiHi Jets(日曜)がオリジナル動画を投稿中だが、その出来ばえは実にさまざま。そこで、「しょせんジャニオタ向け」と切り捨てるにはもったいない動画と、「ジャニオタでもしんどい」動画をジャニーズウォッチャー・中村チズ子が解説&ツッコミ! 今回は、9月5日~11日公開の動画をチェックします!

Travis Japan、聞き込みロケでクレーム続出

 Travis Japanは、通常回の「【福岡大捜索】写真だけで…その場所へたどり着け!」(5日)と、資生堂ジャパン株式会社の商品「ギャラリーコンパクト」のプロモーション動画「【絵心は崩壊中】コンパクトデザインでイラスト伝言ゲーム」(9日)の2本が配信された。1本目は福岡ロケ編で、1枚の写真だけを頼りに、その場所に行けるかどうか、2チームに分かれて対決している。組み合わせは宮近海斗、松倉海斗、中村海人、松田元太の「チーム宮近」と、七五三掛龍也、川島如恵留、吉澤閑也による「チーム七五三掛」。情報収集にあたって携帯電話の使用は禁止、移動は公共交通機関のみとなっている。

 Travis Japanといえば、7月25日公開の「【あなたの部活は?】鎌倉で大捜査!チームバトル」にて、神奈川県・鎌倉で街頭インタビューを敢行。一般人やお店の人に声をかけ、学生時代に入っていた部活動について調査するゲーム企画だったが、コメント欄やSNS上で否定的な感想が相次ぐ事態となった。ファンは、一般人とコミュニケーションを図るロケ、メンバー自体がメインではない動画を望んでいないようで、「鎌倉で一般人の部活って。今すぐ企画班クビにして」「他人の部活に興味ない」といった不平不満が続出したのだ。

 さて、今回のテーマは何かの銅像の手をアップで写した1枚。それぞれ、写真を手に街を歩き出し、チーム七五三掛はさっそく「話聞いていいですか?」(吉澤)と、聞き込みを開始した。しかし、近くにいた女性2人組は観光客で、残念ながら有力な情報を得られず。一方、KinKi Kids・堂本光一主演ミュージカル『Endless SHOCK』の博多公演で福岡に滞在した松倉&松田がいるチーム宮近は「記憶にある」(松田)「なんかある」(松倉)と、正解にたどり着けそうな予感も。松倉は前週の水族館ロケで罰ゲームを与えられ、語尾に「ぎょぎょ」をつけて話さなければならないが、「あぁ~! もうやだよ、『ぎょぎょ』マジで……」と、うっかり本音を漏らしていた(2分50秒頃)。


 その後、「すみません、今ってお時間ないですよね?」(宮近)「今ってお時間ありますか?」(中村)「1つだけ質問……」(宮近)と懸命にアタックするも、「ない! 急ぎの用!」などと断られてしまい玉砕。かたや、チーム七五三掛も「俺らでも今、1人しか声かけてないぜ」(川島)「ちょっと恐怖心生まれてるよね。前の前回のやつで」「もう~、声かけにくいよ~。助けてよ~」(吉澤)と、鎌倉ロケをきっかけに、通行人への声がけに戸惑いが芽生えてしまった様子。川島は「そう考えるとマジでさ、街中で声かけてくれる人ってさ、超勇気振り絞ってるよね」と、ファンの気持ちに寄り添っていた。

 相変わらず果敢に挑むチーム宮近は、一人の女性との出会いによって、運命が大きく変わることに。チーム七五三掛は地図を見て銅像がありそうな観光スポットを探し、しまいには「聞かなくても探せそうだよね。聞くのがあれなんだけどさ……」(吉澤)と、街ゆく人に尋ねずに自力でリサーチする方針にシフト。最終的に「市役所の人に聞いてみようぜ!」(吉澤)と、たまたま後方にあった福岡市役所へ入り、公式情報冊子をもらって目的地を絞り込んだのだった(市役所は観光案内に行くぐらいギリギリの手法では……)。同じ場所に向かった2組のどちらが勝利したのかは、ぜひ動画で確かめてほしい。また、負けたチームは昨年11月公開の「【捜索願い】松田元太がデートで行く場所を推理!?」にも登場した“におい袋”の刑を受けていた。

 前述の通り、鎌倉の街頭インタビューは大不評だったが、今回もコメント欄は「7人が楽しんでいるようには見えないし、暑い中でこんなに歩かせるのは可哀想。7人がたくさん笑ってる企画が見たい」「本人たちも疲れてるのか口数少ないし、特に盛り上がるところもない。せっかく声かける企画なのに声かけないし……どの部分を楽しいと思って見ればいいの?」「トラジャがみんな疲弊してる上に、トラウマで笑顔もなく、泣きっ面に蜂で罰ゲーム。そんな動画、誰も望んでない」と、手厳しい声が目立っている。

 複数人が改善策、企画案を投稿していたが、果たして今後こうした意見が動画に反映される日は来るのか……。再生回数は、通常の午後8時より約2時間30分遅れで配信された1本目が23万台、2本目は28万台(13日時点)。


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