『東京B少年』は次世代のスターになれるのか？　Dr.高須幹弥が顔面からジャッジ

【第70回】「高須幹弥センセイ、東京B少年は国民的アイドルになれますか？」

　ジャニーズJr.で今もっとも注目されている若手ユニット・東京B少年。現役中学生を含む6人のメンバー全員が10代というフレッシュさも然ることながら、ジャニー喜多川社長のお気に入りグループとのウワサもあることで、次世代のスター候補とも言われている。そんな彼らには、今後国民的アイドルになれるポテンシャルがあるのだろうか？　高須クリニック名古屋院院長の高須幹弥先生、東京B少年の顔面診断をお願いします！

■東京B少年は美少年なのか!?

　まずはメンバー1人ずつの顔から見ていきましょう。

　那須雄登さんは、6人の中でいちばんのイケメン。開きのいい丸い目は、黒目の大きさもほどよくて目力がありますし、輪郭も、顎があまり長くないので気持ち丸顔ではありますが、ほどよくシャープで綺麗だと思います。特別欠点はなく、強いて言うなら、若干小鼻が横に広がって鼻の穴が大きいことくらい。クリクリした丸い目と丸みのある輪郭から童顔っぽいかわいらしさがある一方、目と眉の距離が近いなどイケメンの要素もあり、“童顔とイケメンが同居している顔”といった感じ。ジャニーさんが好みそうな顔立ちだと思います。

　浮所飛貴さんは、日本人らしい平面顔。全体的に程よく脂肪がついているので、輪郭に丸みがあり、二重のまぶたも厚みがあって、童顔に見えますね。まだ16歳とのことで、輪郭の成長はほぼ止まっているものの、この先太らない限りは顔の脂肪がだんだん落ちていくので、数年後には、まぶたが今より薄くなり、輪郭もシャープになって、精悍で男らしい顔になっていくと思いますよ。

　佐藤龍我さんも、浮所さんと同じように、平面顔でまぶたが厚い童顔系。浮所さんに比べれば、目が細く釣り気味で、顎も若干長めですが、数年後に脂肪が落ちたら、やはり精悍で男らしい顔になる可能性が高いと思います。ややダンゴ鼻ではありますが、そのおかげで庶民的で愛嬌のある顔になっているので、マイナス要素にはなっていないでしょう。

　藤井直樹さんは、パーツの位置関係は整っているし、輪郭も綺麗なのですが、鼻が全体的に大きくて、鼻の下が異様に短いんですよね。目も、開きがそんなによくないわりに横幅は広く、タレ目気味で涙袋がすごく大きいので、異様な雰囲気を醸し出しています。鼻の下の短さと、異様なカタチの目で、“愛嬌はあるキモ顔のイケメン”といった感じかと思います。彼は18歳とのことなので、顔はほぼ完成していて、今後大きく変わることはないでしょう。

　岩崎大昇さんは、顎先が細いわりに、異様に長いんですよね。全体的なバランスからみても、顎を削る手術の適応になるくらい長いと思います。目の横幅は狭いけど開きはそこそこ良くて、イケメンっぽい雰囲気もあるのですが、鼻が全体的に大きいし、眉毛ともみあげが濃くて毛深そうな印象もあり、クドくて暑苦しい雰囲気の“イケメンだけどゴリラ顔”だと思います。

　金指一世さんは、パーツの位置関係が整っていて、目は綺麗な二重で眼球も大きく、輪郭も問題のないイケメン顔ですが、小鼻が若干横に広がって、鼻先がつぶれて上がっているのがちょっと残念。まだ14歳と若いので、顔全体に脂肪がついてぽっちゃりしているし、唇も厚いですが、この先脂肪が落ちていけば、輪郭も唇もすっきりしていくでしょう。158センチという身長から見ても、まだまだ成長すると思うので、この先身長が伸びるのに伴って、顔が縦に伸びて、彫も深くなって、鼻も高くなるなど、男らしい印象の顔に変わっていくかもしれません。最年少だけに6人の中で一番伸びしろがあるから、すごいイケメンになる可能性もありますよ。

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