サイゾーウーマン芸能韓流Stray Kids「부작용(副作用)」は難解曲? 芸能 [コラム]K-POPタテ・ヨコ・ナナメ斬り Stray Kids「부작용(副作用)」、K-POPファンにはハードル高すぎな難解曲?[レビュー] 2019/07/03 19:00 e_e_li_c_a K-POPK-POPタテ・ヨコ・ナナメ斬り ドロップの三連符に注目するとわかりやすい 関連曲‖ドロップの三連符に注目 これら2つを聞いても、まだ「副作用」と繋がらない方も多いと思います。サイケトランスはドロップ(曲が盛り上がる所謂サビのような部分)に三連符を使うような楽曲も多く、「副作用」もそのような構成になっています。次の3曲は、そのドロップに注目してください。 ■GRAViiTY – The Passenger 曲調としては静かめでシンプルですが、わかりやすい三連符の例となります。(三連符は0:15~) ■deadmau5 – Right This Second プログレッシブハウスやエレクトロニックで有名なdeadmau5も三連符の曲があり、聞けば段々と「副作用」に近づいてきているのを感じてもらえると思います。(三連符は2:43~) ■Savant – Penguins 同じくエレクトロニックやEDMのトラックメイカーSavantのこの曲は音の厚さや雰囲気もかなり副作用に近いと思います。(三連符は0:45~) ハウス・テクノから昨今のEDMジャンルまで紹介しだすとキリがないぐらいこのような曲はあるのですが、上に挙げたものを聞いた後で「副作用」を聞くと、また違った印象になるかもしれません。ジャンル的に何曲も曲をつないだ1時間程度のMixがYoutubeやSoundcloudにたくさん上がっているので、気になる方は「ジャンル名 Mix」で検索すると似たような曲に出会えます。 と、こういうことがわかった上で「副作用」を聞ければ存分に楽しめると思うのですが、Stray Kidsは随分ハードルの高いことをやってくるな……というのが今回の「副作用」を聞いての感想です。 <落選したけど……紹介したい1曲> ■(여자)아이들((G)I-DLE) – ‘Uh-Oh’ Cube Entertainment所属、 7月31日に日本デビューの決まっている(G)I-DLE(ヨジャアイドゥル)の新曲です。この曲もStray Kidsの副作用のように参考にしているであろう90年代のHip-hop曲をたくさん挙げたくなる曲です。今までリリースしてきたタイトル曲の全てをリーダーでラッパーの ソヨンがメインで作詞作曲をしており、ラップもうまいし本当になんでもできる……。 <近況> 韓国に行き7時間待機の上、Stray Kidsの音楽番組事前収録に入ったり、人生初のサイン会がWe In The Zoneだったりな日常を送っています。We in the zoneの日本初公演チケット、絶賛発売中なのでよろしくお願いします。 e_e_li_c_a 1987年生まれ。18歳からDJを始めヒップホップ、ソウル、 ファンク、ジャズ、中東音楽、 タイポップスなどさまざまなジャンルを経て現在K-POPをかけるクラブイベント「Todak Todak」を主催。K-POPを、楽曲的な面白さとアイドルとしての魅力双方から紹介する視点で人気を集める。 Twitter @e_e_li_c_a TodakTodak mixcloud eelica 前のページ12 最終更新:2019/07/04 09:29 セブンネット (G) I-DLE/LATATA(初回限定盤A/CD+DVD) あらためてK-POP楽しいって思わざる得ないな 関連記事 Wanna Oneメンバー所属のAB6IX、HipHop事務所からのデビュー曲が良い![K-POPレビュー]YGエンタ・BLACKPINK「Kill This Love」の楽曲性は一歩先を行く![K-POPレビュー]日本版『PRODUCE 101』、「ありえない」「すごい嫌」と批判続出! 「元ジャニ―ズ出そう」の声もBTS世界的成功のウラで――東方神起、BIGBANGと相次ぐ人気K-POPアーティストの“醜聞”韓ドラ、衝撃の問題作誕生!? 母性をめぐるドロドロ復讐劇『名前のない女』は爆笑必至? 次の記事 テイラーのウソを元レコード会社幹部が暴露 >