サイゾーウーマンコラム知られざる女子刑務所ライフ元女囚が考えるアイドルの逮捕 コラム 知られざる女子刑務所ライフ66 元女囚が考えるアイドルの逮捕――元KAT-TUN・田口さんは「ホンマのシロウトさん」 2019/06/02 16:00 中野瑠美 知られざる女子刑務所ライフ 不良は常に情報を収集 マトリは警察に比べて予算がないので、内偵には時間やお金をかけずに、イッキに捜査すると聞いたことがあります。今回もそうだったのでしょうか? 対する不良たちは、捜査がどこまで進んでいるかを常にチェックしています。私もそうでしたが、普通の不良は「ネットワーク」がしっかりしてます。「○○の調べの時にオマエの名前も出てたで」「そろそろオマエもあかん」とか教えてくれる刑事さんや不良仲間がいてるのです。それで、情報次第でしばらくホテルを泊まり歩くとか、観念して身辺整理をしておくとか、次の行動を考えるわけです。 田口さんにはそういうネットワークはないちゅうか、作る気もなかったのとちがいますかね。あるいはもう大麻をやめたかったのかもしれません。やっぱり「パクられた時がやめる時」なんです。まあ同居していた小嶺さんと「真冬の夜中に半袖姿で歌い歩く」ところを目撃されていたゆうニュースもありますが、これが事実ならちょっと覚醒剤もやってたかもしれませんが、そもそもこの記事がホンマかどうかですね。 以前も書きましたけど、清原さんや田代まさしさんなどパクられた人たちは、「マスコミにはあることないこと書かれた」と怒ってましたし。今回も「どこまでホンマかいな?」ちゅう気もしないではないです。 中野瑠美(なかの・るみ) 1972年大阪・堺市生まれ。特技は料理。趣味はジェットスキーとゴルフ。『ダウンタウンなう』(フジテレビ系)や『新・情報7daysニュースキャスター』(TBS系)などへの出演でも注目を集める。経営するラウンジ「祭(まつり)」 ※この連載が本になりました! 『女子刑務所ライフ!』(イースト・プレス)発売中です。 前のページ12 最終更新:2019/06/02 16:00 楽天 セブンネット 女子刑務所ライフ! プロだったらもっと嫌だけど…… 関連記事 元女囚が語る「経産省キャリア官僚」が覚醒剤にハマったワケ――エリートは“いいお客さん”?元女囚が教える「シャブ屋」の1日――シティホテル暮らしで、月に600万円稼ぐ者も刑務所のティッシュペーパー価格はシャバの5倍! 元女囚が教える「差し入れ屋」事情元女囚が考える「致死量100倍の覚醒剤」――あれはシャブをよく知らない人の使い方ピエール瀧さん、逮捕はクスリをやめるきっかけ! 元女囚が語る、コカインと覚せい剤の違い 次の記事 父は被害者なのに――老人ホームでの諍い >