サイゾーウーマンカルチャー社会認知症患者のセクハラ対策 カルチャー 介護現場のハラスメント問題【後編】 認知症患者のセクハラ対策は「虐待との線引き難しい」――介護事業者が語る葛藤と望み 2019/06/15 16:00 サイゾーウーマン編集部(@cyzowoman) インタビュー社会 新たな被害者を生まないために お話を聞いて、想像以上の実態に背中が寒くなると同時に、前編に登場した看護師Yさんの「セクハラは痴漢と同じ」という言葉が腑に落ちた。犯罪が蔓延している職場で誰が安心して働けるだろうか。 今回の取材を通して、介護のスキル不足という自己反省もときには必要だろうが、不可抗力のハラスメントに対して介護職が反省する必要はない。声を上げて、組織として対策を考えてほしい。自分が被害者ではなくなっても、新たな被害者を生まないために。そんなことを思った。 そして利用者側の視点から言っても、管理者は利用者だけでなく介護職も守るべきなのではないだろうか。職員を大切にする事業所なら、親を安心して任せられるという好循環が介護の現場に起こることを祈る。 前のページ123 最終更新:2019/06/15 16:00 楽天 目で見てわかる最新介護術 「不可抗力のハラスメントに対して介護職が反省する必要はない」に尽きる 関連記事 介護のプロが語る、小室哲哉“不倫の是非”――「異性でなくてもよかった」との見解も父は被害者なのに――老人ホーム、認知症の入居者とのトラブル【老いてゆく親と向き合う】母を置いて仕事に行くのは“虐待”? 仕事とダブルで追い詰められ……【老いてゆく親と向き合う】認知症の母は壊れてなんかいない。本質があらわになっただけ【老いてゆく親と向き合う】父の遺産は1円ももらっていないのに――仲睦まじい姉妹の本音【老いゆく親と向き合う】 次の記事 オンナたちの釜ヶ崎 >