サイゾーウーマンコラム神林広恵「女性週刊誌ぶった斬り」2018年の“女”を斬る! コラム "噂の女"神林広恵の女性週刊誌ぶった斬り!【年末番外編】 片山さつき「疑惑」、安室奈美恵「引退」、小泉今日子「自由」……2018年の“女”を斬る! 2018/12/25 21:00 女性週刊誌ぶった斬り! 片山さつき公式ホームページより 「女性週刊誌ぶった斬り!」を連載中の、伝説のスキャンダル雑誌「噂の真相」の元デスク・神林広恵が、今年世間を騒がせた女たちを斬る! いよいよ2018年の年の瀬も迫った。ということで、恒例の2018年女性ベスト3を極私的に挙げたい。 1位 片山さつき 2位 安室奈美恵 3位 小泉今日子 悪目立ちナンバー1 今年目立ったのは新進の女性アスリートたちの活躍だったが、それに比べて、文化・芸能面ではイマイチ。もちろん活躍したり注目された女性はたくさんいたけど、“新進気鋭”となると、うーん。そんな中、悪目立ちしていたナンバー1が片山さつき地方創生担当相だろう。 “文春砲”による「国税100万円口利き疑惑」をはじめ、公職選挙法違反を疑われるカレンダーの無償配布、著書の宣伝と称した顔写真入りの特大看板の設置、会計責任者の名義貸し疑惑、政治団体や関連団体での収入未記入での政治資金収支報告書の訂正、暴力団関係者との関係など、出るわ出るわ。 でもって目立つんだよね、この人。容姿もそうだし髪形もそう。安倍晋三首相からも疎まれているなんて報道もあったけど、唯一の女性閣僚ということで、結局、年末になっても大きな動きはなし。 しかも12月21日の記者会見で、来年年女となることについて、「この年齢になると年女になるのも大変なショック」なんて乙女チックなコメントも。なんだか力が抜けるっていうものだ。ということで、問題は19年に引き継がれた。数々の疑惑は解明されるのか。要注目でもある。 2018年の“トップ商品”に 一方、その底力を見せつけてこられたのは安室奈美恵。引退イヤーの今年は、ライブにドキュメント、アルバムとエライこっちゃの大活躍。オリコンの「アーティスト別トータルセールス部門」で年間1位、総売り上げなんと190億円! で、「日経トレンディ」(日経BP社)の「2018年ヒット商品」ランキングでも堂々1位! 安室ちゃんが“トップ商品”となってしまった。“商品”って、もうすごいとしかいいようがない。 今、何をしているのかなぁ。引退後の動向も漏れ伝わってきていないし、それも安室らしいけど。しかし、19年1月20日には『NHKスペシャル「平成史スクープドキュメント 第4回 アムロとコムロ~JPOPふたりのヒットメーカー~」』(NHK)で引退前のインタビューなどが放送されるらしいから、これを楽しみにしたい。歌手、アーティストとしては無理なんだろうから、プロデュースでも演出でもいい。今後のなんらかの動きを期待したい。そして本当にありがとう! バーニングから独立 さらにもう一人、世間をいい意味でざわつかせたのが小泉今日子だ。18年1月いっぱいで、“芸能界のドン”周防郁雄社長率いるバーニングプロダクションから独立し、公式サイトで、豊原功輔との不倫関係を自ら語り、さらにバーニングの情報操作も暴露! さすがである。同時に小泉は安倍政権批判や官邸前抗議デモに関するツイートに多数「いいね」をつけはじめた。やはり独立すると、志を持った芸能人は解き放たれるのか、と思いきや、6月には女優休業宣言、と思ったら19年のNHK大河ドラマ『いだてん』に出演——。こうした動きに対し、バーニングタブーから解き放たれた芸能マスコミは小泉を批判、揶揄する向きもあるが、この自由さは小泉ならではの魅力だと思う。豊原はそんなにいい男とは思わないけど、こればかりは個人の趣味だし仕方ないしね。いろんなしがらみや常識に縛られない大人の生き方を、19年に見せてほしいと願っている。 最終更新:2018/12/25 21:00 Amazon 【Amazon.co.jp限定】namie amuro Final Tour 2018 ~Finally~ (東京ドーム最終公演+25周年沖縄ライブ+ナゴヤドーム公演)(DVD5枚組)(初回生産限定盤)(2019年度「Amazon限定写真使用の縦型卓上カレンダー」付) 1位とそれ以外が対照的すぎ 関連記事 井上公造は「芸能人側に身を寄せる」、大手事務所の“代弁者”だと揶揄する「女性自身」上沼恵美子への暴言騒動で浮き彫りになった、芸人とマスコミにまかり通る「女性蔑視」秋篠宮さまお誕生日会見、眞子さまと小室圭さん問題を報じる女性週刊誌3誌の見方大塚愛の離婚は正解——「女性自身」が報じた、元夫と不倫相手をめぐる恐怖の真相眞子さまの“婚約内定者”小室圭さん、「女性セブン」が匂わす、母親の借金以上の問題 次の記事 キスマイ・二階堂、「28歳で出産遅い」発言 >