サイゾーウーマンコラム角川慶子「保育園作りました」私立小の「欠席日数ルール」に疑問 コラム 角川慶子の「シロウトで保育園作りました」第174回 百日咳の疑いがあるのに、「血液検査の結果が出るまでなるべく登校」という学校の方針はどうなの? 2018/12/15 17:00 シロウトで保育園作りました 大根収穫を行いました。体を持っていかれるほど大きな大根に、子どもたちは大喜びでした 保育園は毎年恒例のレンタルツリー(京都の会社でセンスいい)や、子どもたちが作ったクリスマス飾りで、温かい雰囲気になっています。そんな平和な気分の中、10歳の娘が百日咳になってしまいました。もちろん赤ちゃんの頃にワクチン接種は行っていたのですが、次のワクチンは11歳の頃らしく、10歳10カ月で感染してしまいました。学校からも「長引く咳にご注意」と連絡があり、流行していたようです。 百日咳は学校感染症における第二種感染症にあたり、出席停止になるのですが、近年よく耳にするマイコプラズマ肺炎は出席停止にならないので、クラスメイトからも「羨ましい」と言われていたようです。ちなみにマイコプラズマ肺炎に感染した友だちは2週間近く学校を休んでいたので、それが出席停止扱いでないとなると、成績に大きく影響が出ます。娘の通う私立学校では、基準として「欠席日数が20日を超えると進級できない」というルールがあるので(診断書があれば考慮されるらしいが)、「百日咳の血液検査の結果が出るまでは、なるべく登校してほしい」と担任の先生に言われ、疑問に感じました。娘の出席停止期間、ちょうど個人面談があったので、会う親会う親にその話をしたら、「上の子が感染症か疑わしい時も学校に来いって言われた」と言っていて、どうやら感染症に慎重な養護の先生と、担任とでは全く違う考え方らしいのです。 先日溶連菌に感染してしまい、溶連菌は第三種感染症のため、出席停止にはならなかったせいか、欠席日数が増えていたのは事実です。「欠席日数ルール」ギリギリになる可能性もあるのですが、うーん、中学部(他校における小学5年~中学2年)の対応は微妙かなと感じました。義務教育課程なのに。大人の社会と考えれば正解なのかもしれませんね。ちなみに小学部までは本当に素晴らしい方針なので、いろんな人に勧めています! 次のページ お受験対策に役立つ! レンタル畑 12次のページ Amazon 首都圏・東日本 国立・私立小学校進学のてびき〈2019年度版〉 関連記事 中学生で単身海外生活させられる? 海外から小学校受験できる? 問われる親の覚悟異常な暑さ! それでも屋外行事をするなら……保育園経営者が考える熱中症対策風しんどころかインフルエンザも……予防接種拒否の親子に対する保育園経営者の本音小学校受験に向けて、年長さんから“留学”も!? 「初めての場所」に慣れるための練習です!「電車遊び」にクレームを入れてきたママ……保育園に頼りっぱなしはやめてください!