サイゾーウーマンコラムサッカーW杯、モドリッチが開いた扉 コラム 今井舞の「週刊ヒトコト斬り」 サッカーW杯、クロアチアのキャプテン・モドリッチが開いた扉 2018/07/13 21:00 週刊ヒトコト斬り 「FIFAワールドカップロシア」大会公式サイトより ――毒舌コラムニスト・今井舞が、話題のアノ人物やアノニュースをズバッとヒトコトで斬り捨てる! ◎めでたしめでたし インスタで婚約を発表したジャスティン・ビーバー。脳内で全く推敲してない長文の、長さ拙さ暑苦しさたるや。misonoか。 ◎新しい世界 興味ない人は全く興味のない、サッカーW杯。佐藤美希といい、サッカーに興味のある人が怒り出すような番組の作り方は、本当にどうにかならんのか。準決勝のイングランド対クロアチア中継も、試合直前に組んでた特集が「ラキティッチ選手の結婚秘話」。サッカーの試合楽しみにしてる人間が一番嫌がるベクトルがコレである。VTR明けのセルシオ越後の憮然とした表情に共鳴した人も多かったのではないか。 って言っといてアレだが。クロアチアのキャプテン・モドリッチ。ガタイのいい選手が多い中、1人だけ小さく華奢で、顔立ちもちょっと女性的。しかし試合が始まれば、誰よりパワフルに攻めて守って、一目置かれる天才司令塔。ゴールが決まり、もみくちゃにされ大男たちに埋もれて見えなくなるモドリッチ。ハグされるモドリッチ。肩を引き寄せられるモドリッチ。抱き上げられるモドリッチ。後れ毛がハラリとなるモドリッチ。体力の限界でフラフラになりながらも懸命に走るモドリッチ。 も……萌えー! 今まで腐女子の知人から、何度解説されても全く理解できなかったあのBL感覚の独特が、共有できてしまった瞬間であった。できれば共有できた前の自分に戻りたいが。サッカー好きの皆さん、このテの話題ですみません。そして腐女子の皆さん、未見ならぜひ。おすすめです。 ◎人違い 友人の実家が今回の豪雨被害に遭って自宅が床上浸水したのだが。片付けに追われる中、マスコミがしょっちゅう取材インタビューにくるという。ま、今の世の中、失礼があればすぐ発信されてしまうので、どの局も慎重&低姿勢で、特に問題はなかったそうなのだが。 「あんな乱痴気騒ぎで不祥事起こして平気な顔で『作業の際はお体気を付けて下さいね』って。いい人ぶっててイヤだから、あそこの局だけ『映さないでよね』って断っちゃった」 お母さん、それ日本テレビのラルフ鈴木じゃなくて、たぶんTBSの国山ハセンアナウンサーだと思いますよ。……とばっちり・オブ・ザ・イヤー、今ここに決定。 今井舞(いまい・まい) 週刊誌などを中心に活躍するライター。皮肉たっぷりの芸能人・テレビ批評が人気を集めている。著書に『女性タレント・ミシュラン』(情報センター出版局)、近著に『気になる「あそこ」見聞録』(新潮社)がある。 最終更新:2019/05/21 20:25 関連記事 木村拓哉&工藤静香の娘・koki,のデビューで、一番旨味があった人三代目JSB・岩田剛典がCMで伝える熱いセリフの意味玉木宏・木南晴夏、高ポイントな結婚で焦る“あの男”“最後の1人”になったNEWS・増田貴久の役目とは?“NEWSな2人” 小山・加藤とTOKIOの新CM 次の記事 嵐・二宮に尼神インターが土下座のワケ >