サイゾーウーマンコラム「モンペと呼ばないで」怒れるママたち コラム 【連載】モンペと呼ばないで! ~怒れるママたちの叫び~ 【モンペと呼ばないで!】保育士から「お漏らしが多い」と注意された娘……その原因に怒り爆発 2018/03/27 17:50 コラム Photo by kanonn from flickr 保育園、幼稚園、小学校、おけいこ事の教室などでは、日々子どもの保護者と施設側の間でトラブルが発生している。ほんの些細なことでも、自分のこと以上に気になってしまうのが親心というものなのか。わが子のことを思ってとクレームを入れるママもいれば、モンペと呼ばれることを恐れて我慢するママも。そんなトラブル事例とママの葛藤をつづる。 入園や進級で子どもをめぐる環境が変わる春。時間に余裕のある専業主婦と違い、保育園に子どもを通わせているワーママにとっては、入園準備はなるべく簡単に済ませたいというのが本音だろう。都内で3歳になる女児の育児をしている30代の和子さん(仮名)は、0~2歳まで小規模型保育所に子どもを通わせ、満3歳になる年に別の保育園へ転園させた。和子さんは、小規模の映像制作会社に勤務している。ケーブルテレビの番組編集から、幼稚園のお遊戯会を撮影し、手作業でDVDにするなど、作業は多岐にわたる。大学の同級生だった夫も同業者のため、繁忙期が重なり、夫婦ともに仕事と育児で徹夜が続くこともあるそうだ。そのため、なるべく簡素な準備で済む保育園を選び、子どもの持ち物に関しては無関心だったという。 「お漏らしが多い」と濡れたシーツを渡され…… 転園した園は、3~5歳が同じ部屋で過ごす縦割り保育。“午睡”と呼ばれる昼寝で使うシーツは、前の保育所でも使っていたものを持たせていた。週1回だけの洗濯ではシミなどが取れず、汚れたままのシーツだった。そんな中、家ではおむつが取れていた娘が、午睡中にお漏らしを繰り返すように。最初は、新しい環境で緊張をしているためだと思っていたが、保育士から濡れたシーツをビニール袋に入れて渡された際に「お漏らしの回数が多いので、シーツの予備をご用意してください」と言われたのが気になったという。 「うちの子は家ではトイレトレーニングもうまくいっていて、おまるで成功していたので、そんなにお漏らしをすることなんて絶対にないと伝えました。しかし、園は『通常よりもトイレの感覚が短く、お漏らしが多い』の一点張りだったんです」 123次のページ Amazon いちばんわかりやすい保育士合格テキスト[上巻] ’18年版 関連記事 「発達の遅れを指摘された」保育園にクレームを入れ続けた“モンペママ”の悲痛な叫び保活が終わっても地獄? 「タバコを吸ってる保護者がいる」との密告で窮地に立たされるママも隠れ待機児童ママの悲痛な声――「就職先が見つからない」と保活断念、生活はカツカツの地獄子どもといると気が狂うから保育園に入れたい。ママ同士を対立させる“仮面保活”の実態「保活しんどすぎる」ルポ――区役所の窓口で号泣、ママ友との友情終了の仁義なき争い