角川慶子の「シロウトで保育園作りました」第155回

小学校受験に向けて、年長さんから“留学”も!? 「初めての場所」に慣れるための練習です!

2018/03/03 16:00
kadokawasan155
学園祭の振り替え休日に鎌倉へ行ってきました。私は仕事だったのですが、たまには遊んであげたい! と思い、調整して午後からのお出かけでした。鎌倉に行きたいなんて、スピ子に育っていますね(苦笑)

 2月後半くらいから、入園に向けての面談が始まりました。3月から慣らし保育を行う場合、2月面談となります。4月スタートの場合は3月面談です。駒沢の森こども園の場合、2年前に見学をしている人が入園するのですが、当時妊娠3カ月で、いま2歳なんてこともあります。2年前サイクルの予約は、ちょっと無理があるのかも。

 とりあえず平成31年までは園児が決まっているので、今後の入園希望者は全て「キャンセル待ち」にしようかと思います。キャンセルが出た時点で、見学→契約→入園。年度の途中で引っ越し&海外赴任などでちょこちょこ抜けていくので、毎年空きは必ず出ます。キャンセル待ちの連絡の際、「サイゾーウーマンの読者で……」的なコメントがあれば、「んじゃ、すぐ見学きます?」って言うので、アピールメールをお待ちしております! こちらも人間なので、合う保護者を求めています。保育理念に共感していただける方が一番ですね。

お受験に向けて“留学”制度もあります!?

 現在、直営で2園経営しているので(歩いて12分の距離!)、お受験が近くなったらお互いの園に行って、初めての場所でも対応できる力をつける練習ができたらいいなと思っていました。ある時、「お教室だとびっくりするくらい声が小さくて困っている」というある親御さんの話を聞いて、「年長になったら、留学(もう1つの園の方に)してみましょうか?」と提案したところ、話がとんとん拍子に進み、7営業日“留学”をすることになりました。

 で、本日初日。その子は、朝は気乗りしない様子で登園してきましたが、お返事、お着替え、歯磨き一番(さすが、駒沢の森の星)、お散歩では「疲れちゃった」を連発していましたが、お姉ちゃん風を吹かせて、小さい子の面倒をよく見てくれました。駒沢の森で育った子は、どこに出しても恥ずかしくない良い子です。1歳から丁寧にこの子の保育ができてうれしいです。“留学”中だからこそ、明日はニコニコで登園してくれればいいなあ。

留学ジャーナル別冊2018-2019 学生・社会人のための大学・大学院留学徹底ガイド