5年間使用した実感からレポート

ナプキンより快適 !? 「月経カップ」4カ国4種類を、5年間の使用経験から比較解説!

2017/11/16 15:00

m-cup1L ナプキンともタンポンとも違う、第三の生理用品「月経カップ」。やわらかいシリコンでできたカップで、経血を膣内で受け止めてくれる道具です。 洗って繰り返し使用可能、ムレやにおいや「あっ、ナプキン切らしてた……」の心配もありません。

 フランスではスーパーマーケットでも売られているほど一般的で、2017年には初の日本製カップも登場。生理用品を買えないケニアの貧困女子学生も、国際NPOから月経カップの寄付を受けて通学が可能になるなど、最新の生理用品として、国際的に支持を広げています。

 筆者も、12年から月経カップ派に。そこから5年間、使い捨て生理用品をただの一度も買っていません。それまでは、1回の生理で約12個500円分のナプキンを使っていました。ですから、その後、約3万円の出費を浮かせ、ナプキンなんと720個分のゴミ減量も果たしたことになります。いろんな意味で生理が楽です。

 けれども、月経カップは、生理用品界ではまだ無名の新チーム。世界各国から数十種類ものカップがデビューしているのに、「1つ試したけど合わなかった!」「選び方がわからない!」と、運命のカップに出会えていない方をお見かけします。

 そこで、月経カップ歴5年の筆者が、4カ国代表4種類のカップを比べて、選び方を考えてみました!


ROSE CUP 日本人女性の為に作られた日本製月経カップ ローズカップ