5年間使用した実感からレポート

ナプキンより快適 !? 「月経カップ」4カ国4種類を、5年間の使用経験から比較解説!

2017/11/16 15:00

1.自分に合ったサイズを選ぼう

 

m-cup2L

 まずは、サイズ。 メーカーごとのサイズの違いが、見るからにわかっていただけると思います。

 同じ種類のカップでも、違うサイズを展開している場合があります。写真は、スクーンカップのサイズ1(左)/サイズ2(右)の比較です。

m-cup3


 17年11月現在、サイズ展開は次の通りです。
・ビーカップ(フランス/日本未発売)……全3サイズ
・ルネット(フィンランド/日本未発売)……全2サイズ
・ローズカップ(日本)……1サイズのみ
・スクーンカップ(アメリカ/日本でも販売中)……全2サイズ

 自分に合うサイズを選ぶには、次の項目をチェックし、当てはまるものが多いほうを選ぶといいでしょう。

【小さめサイズ向き】
□経血量が少ない
□身長が低い
□経膣分娩の経験がない
□運動量や筋肉量が多い

【大きめサイズ向き】
□経血量が多い
□身長が高い
□経膣分娩の経験がある
□運動量や筋肉量が少ない

 迷った方は、「多い日は大きめ、少ない日は小さめ」と使い分けることもできます。


 なお、装着したカップのサイズが自分に合っているかどうかは、次のような項目をチェックすることでわかります。

【小さすぎる場合】
□漏れやすい
□すぐにいっぱいになってしまう
□奥に行きすぎる(※この場合、かがんで軽くいきむとカップが下りてきます)

【大きすぎる場合】
□膣内でカップがうまく開かない
□歩行や排便の際にゴツゴツした感じがする
□装着時に痛みや不快感がある
□明らかに頻尿がちになる

ROSE CUP 日本人女性の為に作られた日本製月経カップ ローズカップ