サイゾーウーマンコラム知られざる女子刑務所ライフ刑務所で見かけた2世とは? コラム 知られざる女子刑務所ライフ23 ムショにも「2世」はゴロゴロいる――“親子で懲役”も珍しくない塀の中 2017/10/22 16:00 覚せい剤2世タレント知られざる女子刑務所ライフ 覚醒剤に手を出したくなる気持ち 私も経験ありますけど、なんでシャブなんかに手を出すんでしょうかね。私の場合はズバリ失恋でした。もうショックで何も手につかなくて、生きているのがイヤになりました。 私の地元は、大阪でも不良の多い街なんで、ツテを頼れないこともないから、入手もできたんです。で、ちょっと薬物に逃げちゃおうかなと。今思えば、本当にバカでした。 でも、そういう愚かさは誰にでもあると思うんです。有名人の2世が薬物に走りたくなる気持ちもわからないではないんですよ。だって、親がめっちゃ有名だとプレッシャーはハンパないですよね。あと普段から、親が家にいなくて、ちゃんと育ててもらえなかった寂しさとかもあると思います。 2世でなくても、芸能人の中には売れなくなってくると薬物に手を出すとか、売れてるのにプレッシャーに負けて……とかあるんだと思います。庇うわけではありませんが、罪を罪と認めて向き合っている人は応援したいですよね。人間とは弱いものです。 ムショにやってくるのは、半分近くは覚醒剤事案でした。前も書きましたけど、やっぱりシャブやってるとすぐわかりますね。落ち着きがないとか、唇をしょっちゅう舐めてるとか。何かと挙動不審です(笑)。ちなみに私はすっかり立ち直っているので、ぜんぜんキョドってないですよ。ウソだと思ったらお店に来てください(と営業してみる)。 そういえば大物議員2世の覚醒剤事案の逮捕って、どうなってるんでしたっけ? 一時は大阪でも話題でしたけどね。 中野瑠美(なかの・るみ) 1972年大阪・堺市生まれ。特技は料理。趣味はジェットスキーとゴルフ。『ダウンタウンなう』(フジテレビ系)や『新・情報7daysニュースキャスター』(TBS系)などへの出演でも注目を集める。経営するラウンジ「祭(まつり)」 前のページ12 最終更新:2017/10/22 16:00 Amazon 警察と暴力団 癒着の構造 (双葉新書) 「蛙の子は蛙」なのか…… 関連記事 つけまつげから靴、家具、お神輿まで、刑務所の中で作っているモノマイケルの知られざる“娘”、スピルバーグやドリューも!? セレブの衝撃的“親子”関係ASKAもアソコに隠せばバレなかった? 絶対に見つからない「覚醒剤の置き場所」「手錠をはめたまま」分娩、生まれてすぐ離れ離れ――厳しいムショの出産事情ポン中だって“白馬の王子”に夢中! 女囚たちの愛読書は「ハーレクイン・ロマンス」 次の記事 レゴランドが見習うべきテーマパーク >