サイゾーウーマンカルチャー子育てブログ1位、人気夫妻の子どもは“妄想”!? カルチャー アンチからの告発やまず! 人気コミックエッセイ『ヤンデレ夫婦』の子どもは“妄想”!? 「実録」騙るも強まる疑惑 2017/09/16 16:00 『日刊ヤンデレ夫婦漫画』(KADOKAWA/メディアファクトリー) アメーバブログの子育て(小学生以下)ジャンル1位で最高月間1,000万PV、pixiv&ブログ累計閲覧数1億PVを突破したキュン妻の『日刊ヤンデレ夫婦漫画』。妻を愛するがゆえにヤンデレになってしまい、高圧的、束縛、軟禁が日常と化している夫と、それを全てに受け入れるドMな嫁。奇抜な設定ながら、2人のラブラブぶりが人気を呼び、現在ではブログと同名のコミックがシリーズで2巻発行されている。さらに、夫の視線から描いた夫婦ブログ「ヤンデレ夫の嫁萌え絵日記」もファンに人気で、夫がエッセイを書き、妻のキュン妻がイラストを描いた『日刊ヤンデレ夫婦 365日愛を囁くヤンデレ夫の<キュン妻>観察日誌』(PHP研究所)も発売。 ネット発のコミックエッセイで2巻、さらに関連本まで発売されるのは珍しく、継続した人気ぶりがうかがわれるが、実際はこの夫婦をめぐって炎上騒動が勃発している。 『日刊ヤンデレ夫婦漫画』(KADOKAWA)のAmazonカスタマーレビューでは、約6割が最低評価の星1つをつけ「読む価値なし」「タイトル詐欺もいいところ」「返金してもらいたいレベル」と酷評の嵐。この中で気になるのが、「実録と言っているのに矛盾点ばかり」「これ実話なの?」「実録とかたって出版している以上まずいんじゃないですか?」などと、実録という記載に疑問を投げかける意見が多いことだ。 確かに、ブログにも「実話です」と記載され、コミックのあとがきにも「私の実録」とあるため、まず読者は、実録コミックエッセイと受け止めるのは当然だろう。しかし、読み進めるうちに疑問が湧き、作者・キュン妻のことを調べる人が増加、実話かどうか検証するサイトまで作られている。 「実話かどうか」論争の中で一番の話題は、本当に子どもはいるのか、という点。結婚10年目で2人の男児がいるとのことだが、キュン妻は風邪で寝込んでいるときでも1日に3回を基本にフルカラーの漫画を毎日欠かさず更新し、Twitterやブログのコメントに返信をこまめにするなど、育児をしている気配を感じられないとの指摘が上がっている。また、子どもの誕生日を間違える、誕生日のお祝いをしない、通園先が幼稚園だったり保育園だったりと一貫性がないなど、子育て中ならまず間違えないような点で矛盾が生じているため、「子どもの存在は妄想なのでは?」と疑惑が噴出しているのだ。 長年、育児マンガブログを運営するイラストレーターも「創作かどうか抜きにしてすら、どうにも不快な気持ちになる」「育児中の人は読まない方がイイ」とTwitterで言及、さらには育児サイトに掲載されたキュン妻の記事が即日取り下げられるなど、業界内にも不穏なムードが漂っている。さらに、『日刊ヤンデレ夫婦漫画』の発売前、Twitterで「実話なんですか」と問い合わせを受けたコミックス担当の編集長がアカウントを削除し、コミック1巻の電子書籍版では「フィクション」と表記されるなど(紙の単行本には表記なし)、どうにもきな臭い疑惑は強まるばかりである。 次のページ 「虐待受けてる人の気持ち考えたことありますか?最低です」と糾弾 12次のページ Amazon 日刊ヤンデレ夫婦漫画 (ジーンピクシブシリーズ) 関連記事 『子宮の中の人たち』作者・EMI、ニコ生“過激配信者”の過去と幼児虐待疑惑で大荒れ押切もえ「山本周五郎賞次点」に、湊かなえ激怒! バーニング巻き込む“異例バトル”に発展か?“文春砲”にもタブーあり? 又吉直樹『火花』の裏に「吉本スキャンダルNG」のウワサ百田尚樹、『殉愛』裁判で“作家タブー”問われ動揺!? 傍聴席から失笑漏れた“ブチ切れ”ショー 西加奈子受賞、直木賞は“前代未聞の出来レース”!? 「候補作が足りない」ドタバタ舞台裏