サイゾーウーマン「無印良品」洗顔ジェルのヤバイ点 美容・健康 [大検証]本当はヤバイ洗顔料・クレンジング オーガニックはイメージだけ!? 洗浄力低すぎで肌負担も増「無印良品オーガニック洗顔ジェル」【本当はヤバイ洗顔料】 2017/04/30 19:00 本当はヤバイ洗顔料・クレンジング ――「洗うだけでスキンケア」「角栓まで落とす」「潤いを与える」……洗顔料やクレンジングに躍るキャッチコピーは良いことばかり。でも、本当に肌にいいの? そこで、定番&人気のアイテムを、化粧品の成分解析で知られるかずのすけ氏と、化粧品検定一級で化粧品開発の経験を持つ安藤美和子氏(「アンチエイジングの神様」)が大検証! ■植物エキスに美容効果ナシ、泡立ち悪く肌刺激が心配な“オーガニック” 【商品名】無印良品 オーガニック洗顔ジェル(100g/税込み1,200円) 【PRコピー】8種類のオーガニック植物エキスとオーガニックのアロエベラ液汁を天然うるおい成分として配合/しっとりとした洗い上がり 【総合評価(A~D)】かずのすけ氏:C+ 安藤氏:C ◎全成分 水、カリ石ケン素地、ココアンホ酢酸Na、ココイルメチルタウリンNa、コカミドプロピルベタイン、塩化Na、アロエベラ液汁、セージ葉エキス、タチジャコウソウ花/葉/茎エキス、セイヨウハッカ葉エキス、ラベンダー花エキス、ローズマリー葉エキス、アルテア根エキス、カミツレ花エキス、ホホバ葉エキス、ポリクオタニウム-51、BG、ポリソルベート80、EDTA-4Na、クエン酸Na、ポリクオタニウム-6、亜硫酸Na、エタノール、メチルパラベン、プロピルパラベン、香料 <かずのすけ氏の成分解析評価> カリ石けん素地(液体石けん)が主成分の洗顔ジェルです。石けんなので、アルカリ性で比較的高脱脂になりますが、両性イオン系界面活性剤やアミノ酸系界面活性剤を添加して、刺激緩和型の処方になっています。通常の固形石けん(石けん素地)よりも、カリ石けんの方が肌への刺激は優しいといわれているため、石けん系洗顔料として比較的優しいものです。 ちなみに、沢山の植物エキスなどを配合していますので、オーガニックなイメージが付いていると思います。ただし、あくまで洗顔剤ですのでエキスは肌に残らず、特に美容効果的な意味はありません。ポリクオタニウム51が「リピジュア」という保湿成分で、しっとり洗い上がる場合はこの成分の効能です。石けん系としては中々優秀ですが、アルカリというだけで敏感肌やアトピーには負担になるのでその点注意が必要です。 <安藤実和子の使用感レビュー> ・ 汚れ落ち:★★☆☆☆ 肌表面の汚れは落としてくれました。しかし、皮脂を落とす力が弱く、ヌルッとした感覚が残りました。 次のページ しっとり感ではなく、ヌルつきを感じる 123次のページ Amazon 無印良品 オーガニック保湿洗顔ジェル 100g 関連記事 「極潤オイルクレンジング」のヒアルロン酸配合はほぼ意味ナシ!【本当はヤバイクレンジング】毛穴汚れは落ちず、泡は5秒で消える虚しさ……分解酵素配合の「suisai」【本当はヤバイ洗顔料】口コミ大人気の「ハイピッチクレンジングオイル」をぶった斬り【連載:本当はヤバいクレンジング】石けんよりはマシ程度、保湿やキメは整わず「ダブ洗顔料&泡洗顔」【本当はヤバイ洗顔料】AHA配合はほぼ無意味、アレルギーリスクもある「AHAウォッシュクレンジング」【本当はヤバイ洗顔料】