サイゾーウーマン美容・健康「極潤オイル」ヒアルロン酸の意味ナシ 美容・健康 [大検証]本当はヤバイ洗顔料・クレンジング 「極潤オイルクレンジング」のヒアルロン酸配合はほぼ意味ナシ!【本当はヤバイクレンジング】 2017/04/16 21:00 本当はヤバイ洗顔料・クレンジング ――「洗うだけでスキンケア」「角栓まで落とす」「潤いを与える」……洗顔料やクレンジングに躍るキャッチコピーは良いことばかり。でも、本当に肌にいいの? そこで、定番&人気のアイテムを、化粧品の成分解析で知られるかずのすけ氏と、化粧品検定一級で化粧品開発の経験を持つ安藤美和子氏(「アンチエイジングの神様」)が大検証! ■オイルにヒアルロン酸配合は効果ナシ! 【商品名】肌ラボ 極潤 オイルクレンジング(200ml/税抜き1000円) 【PRコピー】うるおい感と、心地よい洗い上がりにこだわり/メイク汚れや毛穴汚れにすばやくなじんで浮かし、水でさっと流せます <総合評価A~D:B-(かずのすけ)/D(安藤)> ◎全成分 パルミチン酸エチルヘキシル、トリエチルヘキサノイン、テトライソステアリン酸ソルベス-30、トリイソステアリン酸PEG-20グリセリル、オリーブ油、水、(パルミチン酸/オクタン酸)デキストリン、アセチルヒアルロン酸Na (スーパーヒアルロン酸)、ヒアルロン酸ヒドロキシプロピルトリモニウム (吸着型ヒアルロン酸)、ホホバ種子油、BHT <かずのすけ氏の成分解析評価> 「パルミチン酸エチルヘキシル」「トリエチルヘキサノイン」は、合成エステルオイルと呼ばれるもの。これは、通常の市販クレンジングの主成分である「ミネラルオイル」と比べると、脱脂力が比較的穏やかな成分です。 界面活性剤は、非常に低刺激の非イオン系界面活性剤を2種採用しています。市販商品としては高品質のクレンジングオイルですが、乾燥肌にとっては脱脂性がやや高めになってしまう場合もあるので、手早いクレンジングが推奨されます。 メイク落とし力はミネラルオイル系より穏やかですが、たいていのメイクはしっかり落とせます。ちなみにオイルが主体であることから、水性のヒアルロン酸等の保湿剤はほとんど効果を持たないと考えられます。 <安藤美和子氏の使用感評価> ◎使用感レビュー ・汚れ落ち★☆☆☆☆ 一般にオイルタイプは、その他クレンジングタイプよりメイクが落ちやすいにもかかわらず、ウォータープルーフアイライナーと口紅は落ちませんでした。アイシャドウのラメも少し落ちにくい印象です。 次のページ ヒアルロン酸配合でも、「うるおった」実感はない 123次のページ Amazon 肌研 極潤 オイルクレンジング 200ml 化粧品 クレンジング・洗顔 クレンジング [並行輸入品] 関連記事 透明感は増さないし、目&皮膚刺激に要注意「うる落ち水クレンジング」【本当はヤバイクレンジング】口コミ大人気の「ハイピッチクレンジングオイル」をぶった斬り【連載:本当はヤバいクレンジング】毛穴汚れは落ちず、泡は5秒で消える虚しさ……分解酵素配合の「suisai」【本当はヤバイ洗顔料】AHA配合はほぼ無意味、アレルギーリスクもある「AHAウォッシュクレンジング」【本当はヤバイ洗顔料】セラミド保湿というも保湿力低め!? 泡が水っぽくてスカスカな「キュレル」【本当はヤバい洗顔料】