サイゾーウーマン芸能テレビドラマレビュー『やすらぎの郷』大スターの迫力がすごい 芸能 サイ女の昼ドラ通信 昼ドラ『やすらぎの郷』、初週平均7%台の高視聴率! 石坂浩二、浅丘ルリ子ら、大スター出演に「迫力がすごい」の声 2017/04/17 15:51 ドラマレビュー女性タレントやすらぎの郷 『やすらぎの郷』(テレビ朝日系)公式サイトより ニッポンのお茶の間をわかし続ける“昼ドラ”――そのあらすじと視聴者からの反響を、サイゾーウーマンが週2回(月・木曜日)お届けします! 『やすらぎの郷』(テレビ朝日系/月~金、昼12時30分) テレビ業界人専用の老人ホーム「やすらぎの郷 La Strada」を舞台に、家族、財産(遺産)、過去への思い、恋、死への恐怖、芸術への心残り……、さまざまな思いを抱える老人たちと、彼らに翻弄される脚本家・菊村栄(石坂浩二)の姿を描く物語。 ■これまでのあらすじ 夫すら認識しなくなった認知症の妻・律子(風吹ジュン)を看取った脚本家の栄は、テレビ業界で活躍したものだけが無料で入居することができる老人ホーム「やすらぎの郷」に入居する。ハード・ソフトとも想像以上に充実した施設に喜ぶ栄。さらに、栄もよく知る往年の名女優・大スターたちがまるで夢のように栄の前に現れるのだった。 脚本を『北の国から』シリーズで知られる倉本聰が務め、中高齢者に向けた全く新しい作品として創造された同ドラマ。出演者に主演・石坂をはじめ浅丘ルリ子、有馬稲子など往年の大スターたちを起用し、初週平均視聴率7%台を獲得。ネット上で「キャスト豪華すぎ」「物語にめちゃくちゃ引き込まれる」「迫力がすごい」と大きな話題になっている。 2週目に入った6話から8話では、栄は入居初日の夜、自室で“幽霊”らしき影に遭遇。さらに、顔見知りの女優・三井路子(五月みどり)から「女が一生で経験するターニングポイント」をもとに構成した舞台の脚本を書いてほしいと懇願される。しかしその後、「やすらぎの郷」で“お嬢”と呼ばれる女優・白川冴子(浅丘)も、その脚本は三井のためではなく自分のために書いてくれと言ってくる。 ■4月13日(木)/9話~4月14日(金)/10話 9話では、一連の話を聞いた女優・水谷マヤ(加賀まりこ)が栄の元を訪れる。そして、三井にもマヤにも無理だからと、「自分のために『女の3つのターニングポイント』を描いた舞台の脚本を書いてくれ」と言うのだった。さらに、マヤは栄に「女の3つのターニングポイント」のストーリーとそっくりな話が雑誌に載っていたことを教える。栄は三井がストーリーをパクっていたのかと疑うが、マヤは三井の話を聞いた誰かがパクったのではないかと言う。 10話では、戦前から活躍する大女優・九条摂子(八千草薫)に声をかけられ緊張する栄の姿が。そんな栄に摂子は、亡くなった入居者からもらった古い絵を「鑑定してほしい」と頼む。絵を見た栄が、摂子にもしかしたら10~20億円の価値があるかもしれないと告げると、途端に摂子の態度が一変。その絵のことを誰にも知られまいとし始めるのだが……。 86歳になる女優・八千草のこの一連の演技には、ネット上で「八千草薫が上品なお婆様から強欲な婆さんに変貌する演技は最高だった」「10億と聞いていきなり人間臭くなる九条さん! 表情の変化に思わず吹いた(笑)」「さすが大女優! コミカルで、でもどこか嫌な人間臭さを醸し出してるところがすごい」と絶賛の声が上がった。 晩年を迎えた大御所たちがどのような伝説を作り上げていってくれるのか、これから楽しみながら見守っていこう。 最終更新:2017/04/17 15:53 Amazon やすらぎの郷(上) 第1話~第45話 老人でなくても目が離せなくなりそう 関連記事 石坂浩二、『なんでも鑑定団』降板騒動! 業界最大手・尾木プロが仕掛ける“テレ東への報復” 川崎の団地老人のドキュメンタリー『桜の樹の下』、孤独死を越える「1人で生きる力」メリー氏は「キレる老人」? 80〜90代高齢経営者が陥る「感情の暴走・自己顕示」の病「高齢者は弱者」という幻想を暴いた、『老人たちの裏社会』著者が語る“老いの孤独”「老いの先の希望」なんて美談なのか? 介護施設の老人を描く映画『しわ』 次の記事 城島、DASH島で独創的な団子作り >